2023.09.07
ドイツサッカー短期留学体験記
8月18日〜25日の1週間、宮川博登君と森岡佑月君が体験練習に参加してくれました。
今回その2人に感想を聞いたのでぜひご覧ください。
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名前→宮川博登
年齢→17歳
生年月日→2006.3.24
学校→愛媛県立八幡浜工業高等学校
ポジション→FW.MF
好きな選手→デブライネ
目次
ドイツのサッカーを感じてみたい
まず、なぜ短期留学を行ってみようと思ったかと言うと高校生になってチームのサッカーがドイツ流ということもあり、ドイツ式のサッカーに触れる機会がほとんどで日本のサッカーと違った感覚でサッカーをするようになり、その感覚を更に向上させるために実際にドイツに行きドイツのサッカーを感じてみたいと思い短期留学をしてみようと思いました。
実際にドイツでサッカーをしてみて、1番はじめに感じたことは体格の差です。ドイツ人は身長も高いし、技術もありサッカー選手として見習わなければならない面が多くありました。実際にプレーをしてみて自分の技術の低さに気付かされた期間でもありました。自分の得意なプレーを出せなかったりして自分を上手く表現できていなかったので、もっとアピールをするという面でも更に高い質と高い意識でやらなければならないなと感じました。
実際にブンデスリーグやバサラマインツのリーグ戦の試合を見ていて、ブンデスリーグは観客の雰囲気も全く違うし、プレーしている選手を見ていてもプレースピードがとても早いく連動性がとてもあり迫力が凄かったです。自分たちもブンデスのような連動性を出してサッカーをしていきたいなと思いました。
バサラマインツのリーグ戦でも、球際の部分でとても強く戦っていたし、会場の雰囲気も見ている人がとても楽しそうでした。見ている人が楽しめるサッカーをすることはとても大事だなと思いました。
でも、あの中で日本人がプレーしていて自分ももっと努力すればドイツでもやっていけるのではないかなと感じました。通用した場面もあったけど、ほとんど通用しなかったので海外でプレーすることの難しさを味わいました。
言語習得の大切さを実感
ドイツでの生活面では、日本と全く違ったことばかりで戸惑うことが多くとても大変でした。
特に1番大変だったことは食事面です。普段は白米を当たり前に食べていたけれど、ドイツに来てから全く白米を食べれずパンばかりの生活でした。しっかりとした栄養が上手く取れなかったのでとてもしんどかったです。
外食に行こうと思っても、言語の部分が難しくてほとんど行くことが出来なかったし、買い物をする時も日本のようにカゴに入れて渡すような感じではないので急がないと次の人と混ざってしまいそうになったりして生活面も苦戦が多かったです。
でも、海外の生活の雰囲気を見ていてみんな楽しそうに生活しているなと感じました。
このドイツでの経験を、まずは1番近い大会である選手権で発揮してチームとして優勝できるようにしたいです。そして、これからのサッカー人生をより良くしていくために、今まで感じることのできなかったドイツという本場の地でプレーしたサッカーの感覚を忘れず、自分の将来に活かしていきたいとおもいます!
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名前→森岡佑月
年齢→18歳
生年月日→2005年5月17日
学校→愛媛県立八幡浜工業
ポジション→GK
好きな選手→テアシュテーゲン
GK大国ドイツで感じたサッカーに対する取り組み方
僕が短期留学をしようと思ったきっかけは、紹介されたと言う事もあるけど、1番の理由は自分はGKと言うポジションとしてGK大国であるドイツがどの様な場所で、日頃どの様なトレーニングをして、どの様な試合をしているのか?をこの目と体で体感してみたいと強く思ったからです!そして、海外のサッカーを見る事で自分に何か得るものが必ずあると思い今回ドイツに行かせてもらいました。
実際にトレーニングに入ってサッカーをやってみて、練習の質の高さ、クオリティー、スピード、全てにおいて刺激をもらう事が出来ました。特に、GK練習の質。今までの自分は思い返してみると、アップや練習を流れ作業でやっていたと思います。でも、ドイツのGK達は一つ一つの動きを丁寧に行い、練習していました。スピードにこだわるのではなくゆっくりでも良いから質にこだわる!これが今回サッカーをやってみて1番感じた事でした。
サッカーを見て感じた事は、選手1人1人の勝利にこだわる気持ちです。勝利にかだわっているから球際も強くなるし、声を掛け合おうとする!自分達の高校では、試合で熱くなった結果、味方同士で喧嘩をしてしまう。でも、ドイツでサッカーをしている人達は、そんな様子はなかった。言葉はわからなかったが、試合中味方の文句ではなく自分の意見を伝えているのだと感じました。
自分達もこれを見習って貪欲に一戦一戦、勝ちにこだわって戦っていかないといけないと思いました。
確かな自信を手にして選手権へ
生活面では、買い物がとにかく大変でした。言葉がわからないから何を質問されているか分からないし、どうやって物を買えば良いのかも分からなかったりと、物を買うだけでも色々な神経を使って初めはとてもしんどかったです。ですが、何回も買い物をするうちに、スーパーで簡単な買い物などは出来る様になりましたし、勇気を出して周りの人に道を聞くことも出来る様になりました。
サッカーでも同じだと思いますが違う環境に早く・正しく慣れていく事がとても大切だと思いました。
この経験は、とにかく今年の選手権、そしてこれからある様々な試合に活かしていきたいと思います。たった4日間の練習参加と9日間のドイツ滞在でしたが、特に短い練習期間の中でも大きな成長が出来たと自分は思っています。技術や知識はまだまだだとは思いますが、今回の練習参加で「自信」をつける事が出来ました。今、自分に最も足りなかったものが手に入った気がしました。なので、その自信とバサラマインツの練習を通して得た知識・技術を存分に活かして選手権に臨もうと思っています!
今回の期間中にブンデスリーグを生で見る事が出来ました!そこで、感じた事も沢山あったのでチームに共有しながらチームのレベルアップになればいいと考えています。