BASARA MAINZ

「必ず這い上がる!!」〜ドイツ1シーズン目の半年を振り返る 小柳孝輔〜

2021.11.13

「必ず這い上がる!!」〜ドイツ1シーズン目の半年を振り返る 小柳孝輔〜

こんにちは。小柳です。

ドイツ一年目のシーズンが半分に差し掛かろうとしています。

そこで、今自分はどんな状況なのかサッカー以外の時間はどう過ごしているのかなどを書いていきたいなと思います。

最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

まずはドイツサッカーを経験して感じたことです。

僕はGKなのですが、ドイツのGKは縦にも横にもデカくてとにかく止めるなというのが1番強く思うところです。

6部、5部、4部、ブンデス1部の試合を実際に観ても、キャッチ・弾き・クロス対応が全て力強いです。

またリーグカテゴリーが上がるにつれて、体の大きさに加えて、技術の正確性、力強さ、そして機動力(スピード)が高いなと思います。

この場面ではこのスキルを使うという判断に迷いがないようにも思います。

シュートストップ能力が高いことに関しては、練習からきていることだと思っています。

練習中から日本に比べて、ドイツ人はシュートが容赦ないです。GK練習でもGKがギリギリ届くかそうでないところに配球するのではなく、普通に決めにきます。

それに対し、GKは止めにいきます。自分がキッカーを務める際も、思いっきり決めにいくようにしています。

そして今の自分はトップチームの試合には絡めていないのが現状です。

公式戦出場はカップ戦の1試合のみ。

リーグ戦は今のところ全試合メンバー外です。

GKは自分含め3人いて、3番手。

もっと圧倒的な力をつけないと、出れるようにはならないと思いますし、いきなりは良くならないので、少しづつ良くしていきたいと思います。

ですが、そのスピードは出来る限り上げていきたいです。

日本代表の川島選手や権田選手もヨーロッパの地で3番手からスタメンの座を奪ったので、本当にすごいなと思いますし、自分も這い上がるぞと思いながら日々過ごしています。

いつ出番が来ても良いように、良い準備をしておくことが重要だと思っています。

そんな中で、今も取り組んでいますし今後も取り組んでいくであろうことは、身体能力の向上です。

身長をカバーするための一部でもあり、GKとして全部の能力を上げなくてはならないのですが、その一部でもあります。

自分の体を思い通りに動かしたり、力を発揮しやすいようにしたり、筋トレをしています。

あとは、幸いセカンドチームのリーグ戦には出させてもらっていて、そこで出た課題や、アドバイスして頂いたことを自主練習やチーム練習などで改善に努めています。

練習でできても、試合でできないことは、できないことになるので、“試合”という機会があるのは有難いです。

そして、それがレベルが上がったところでも使えるのか?という風にも考えるようにしています。

次にサッカー以外でのドイツでの生活は、平日の午前は語学学校に通っていて、ドイツ語の勉強をしています。

また、週に1回はドイツ人のチームメイトと食事に行くようにしています。

その時間はドイツ語の勉強にもなりますし、楽しい時間です。

チームメイトが親切に教えてくれたり、わかりやすいように話してくれたりして、とても助かっています。

おすすめのお店に連れていってくれたり、話していく中で、こういうこと考えているんだとか、そういう発見もあるので楽しいです。

ピッチ外でのそういうコミュニケーションにより練習中や試合中に自分の指示を以前より聞いてくれるようになったりして、ピッチ内でもプラスになっています。

あとは積極的に外出しています。せっかくドイツにいるので色んなものを見たり、経験したいなと思っていて、1人でも結構色んなところに行ったりします。

家では、日本人選手たちと共同生活をしているのですが、そこで今まで知らなかった自分も見えてきて、とても有意義な共同生活を送れています。

本当に自分はポンコツだなと思うことが沢山ありますが、とても楽しいです。笑

最後に今後の目標は、まずはトップの試合にメンバー入り、そして出場して勝利を掴み、出続けること。
セカンドチームでは、リーグ最少失点でリーグ昇格に貢献することを目標に取り組んでいきます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
頑張ります!!

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