2021.02.04
これまでとこれからのサッカー人生 小柳選手
初めまして、GKの小柳 孝輔です。
(経歴:ブルーファイターズSC→多摩大目黒中学→多摩大目黒高校→神奈川大学)
今日はサッカーやGKを始めた経緯、どういった思いでドイツに来たかなどを書きたいと思います。
目次
サッカーを初めてすぐGKの魅力を知る
僕は小学校2年生でサッカーを始めて、3年生から本格的にGKになりました。順番でGKをやっていた時に、シュートを一発でキャッチしたその瞬間から一気にGKにはまり、そこから年々GKが好きになっていきました。
決定機を作られる前にコーチングで阻止できるのが1番良いGKだと思いますが、どうしても決定機が訪れる場面はあり、そこで最後の砦として、練習したことを発揮したり、狙いをもってゴールを守れたりした時は「よっしゃー!」と思います。そのことで試合の流れを変えることもできるので、そこに面白みや楽しさ、カッコ良さを感じます。
意外と思われるかもしれませんが、僕はGKにしては身長が低いです。
これまでGKを続けてきて、自分より小さいGKと対戦した記憶はありません。また、「よくその身長で、、、」と言われたこともあります。
だからこそ、“小さくてもGKできるぞ” というのを証明したいです。
人との繋がりに感謝した大学サッカー生活
大学時代は4年間でセカンドチーム以降のカテゴリーでプレーしました。4年目にセカンドチームでの公式戦に多く出させてもらい、試合経過を積むことで、1番成長できた年だと思います。
また、神奈川大学のグランドがある横浜市緑区中山には中山商店街があり、商店街の方々は神大サッカー部をすごく応援してくださっています。
中山商店街では毎週月曜日の朝に清掃活動があり、毎週参加していました。そのことで、自分のこともすごく応援して下さるようになりました。大学時代、サッカー以外で頑張ったと誇れることはこの清掃活動です。卒業後の今でも関わりを持たせて頂き、応援して下さり、感謝しかありません。このことは僕にとっては貴重な財産です。
卒業後ドイツへ
大学卒業後に海外でプレーすることを選んだ理由は、大学時代にイタリアへサッカー留学をした際に、実際に肌でレベルの高さを感じ、またそれと同時に挑戦することの楽しさを知ったからです。積極的にコミュニケーションを取ることでより深い練習の意図や異なった考え方を知り、大変勉強になりました。いつも助けてくれたGKコーチやGKとは今でもたまにやりとりをしていて、彼らの応援がモチベーションになっています。
少し先の目標はサッカーでお金を頂くこと、そしてヨーロッパでプロになることで、ドイツ以外にも他のヨーロッパの国でプレーすることを目標にしています。
最大の目標はプロの舞台で家族や今までお世話になったコーチ、友人などを試合に招待して、目の前で完封勝利をすることです。
その一歩目として、まずはヨーロッパのチームに入ること、そしてGK大国ドイツで、GKやサッカーはどんなものなのかを肌で感じ、自分を高めるために、ドイツに来ました。バサラに入団した経緯もいくつかの幸運が重なり、これは運命だと直感して入団を決めました。
ドイツでの目標
大学卒業した2020年はドイツに渡ることが難しかったのですが、日本でたくさんの人の支えや協力があり、素晴らしい環境で練習をさせてもらえました。また、指導者という立場でもサッカーに関わることができ、表面だけを見ると公式戦には出場できておらず、空白の1年となりますが、プレーヤーとしても人としても、成長出来た1年だったと思います。
その成長を2021年はピッチ上で示し、そこにドイツで新たに学ぶことを上乗せして、自分をより良くしていきます。
そして、チームの勝利に貢献できる、勝点3を持ってこれるGKになれるよう取り組んでいきます。ここがチームや自分の評価にとっても1番大切だと思っています。
今の自分がいることも、この新しい環境に身を置けていることも、たくさんの人の支えがあってのことです。その中でも1番は両親への感謝です。恥じないように生きていきます。
最後に、FCバサラマインツの応援をよろしくお願いします。
また小柳孝輔のことを少しでも気にかけてくれたら嬉しいです!