BASARA MAINZ

選手たちの為にドイツ語の先生に挑戦!!

2021.02.09

選手たちの為にドイツ語の先生に挑戦!!

皆さんお久しぶりです!スタッフの山極です!!大変遅くなってしまいましたが、今年もよろしくお願いします。

皆さんの中には、「あれ?山極くん全然出て来ないなぁ。」と思ってくださっていた方もおられるかと思います。ご安心ください!少しばかり間が空いてしまいましたが、これからも皆さんに様々な事を発信していきます!!

ということで今回は、タイトルにもある通り、選手たちのために「ドイツ語の先生」に挑戦しました!!

なぜ、選手たちにドイツ語を教える事になったのか?

今回ドイツ語を選手に教える事になった背景には、「コロナ禍」が大きく関係しています。

というのも現在ドイツでは、コロナウイルスの感染拡大防止のため、ロックダウン中で、トレーニングや試合が出来ないだけでなく、語学学校も閉鎖されている状態にあります。

普段ならば、選手たちは平日の午前中は語学学校へ行き、午後はトレーニング、週末には試合をするというようなスケジュールで動きます。

語学学校で文法や単語などをしっかりと学び、学んだことをトレーニングの時などにチームメイトとコミュニケーションをとって実践することで、彼らはドイツ語を習得して行きます。語学の習得は、海外でプロサッカー選手になる為には欠かせない事です。

しかし、先ほど述べたように現状サッカーも学校もなく、自力で学ばざるを得ないのです。もちろん、選手たちは日々コツコツ語学学習に励んでいますが、それでも限界はあると自分は感じました。

いつリーグが再開されるかも不透明で、トレーニングすらもままならない中、自分自身と向き合い一生懸命な選手たちを見て、少しでも力になれることはないかと考え、タイミング的にも今なら自分も時間を取る事ができるので自分なりにドイツ語を教えてみようと思い、先生をやってみることにしました!

授業に向けての準備!

約1週間かけて授業の準備を行いました。まず、どのような形式でなにを教えたいかを考え、インターネットで様々なサイトを訪問し、使えそうな教材をかき集める作業から取り掛かりました。

その中で文法や単語、リーディングなどたくさんの教材を提供していて自分がとてもいいと感じた“Hueber”“Deutsch Aber Hallo”を使いました。

主にこの2つのサイトを使って、授業を構成しました。

ドイツ語の先生ってめちゃくちゃ難しい!

いざ当日!ドイツのコロナ対策のルール上、全員が集まって行う事ができずリモートでの参加になった選手もいます。

ホワイトボードを使って授業をスタートさせたのですが、リモート側には見えづらいという問題が発生!ペンの色を変えるも、うまくいかず、出だしでいきなりつまずきました。

小さい方のホワイトボードを立てかけて進めるという形でなんとか落ち着き、改めて授業をはじめました!

語学学校の先生のように、ドイツ語だけを話す事を心がけたのですが、自分自身もドイツ語がパーフェクトに話せるわけではなく、説明をする時にうまく伝えれなかったなと今振り返ると反省点ばかりです。。。

ただ少しでも選手たちに楽しく、でもしっかりと学んでもらえるよう、授業の雰囲気やみんなの顔色を伺い、冗談も交え盛り上げながら臨機応変に対応は出来たんじゃないかなと思います。

また、みんなが自分が思っていた以上に理解していたのでびっくりしました。

初めてドイツ語の先生をしてみて思ったこと

今回初めての試みでしたが、先生って大変な仕事だなと強く感じました。自分として事前にある程度準備したつもりでしたが、それでも授業を進めていく中で、手応えがなかなか感じられない瞬間もありました。

これじゃない方が良かったのかな?と思ったりもしましたし、そういう意味では同じ事を教えるのでも、教材に沿ってやったり、時にはゲーム形式でやったり、というようにいくつか違うパターンでも出来るように用意しておくべきなんだと思いました。

それを先生たちは毎回やっているんだと思うと本当に頭が上がりません。過去の先生たちに改めてありがとうございましたと言いたいくらいです!

選手たちからも授業に関するフィードバックをもらったので、それを生かして次回はもっと実りのある授業を展開できればと思います。

山極先生、頑張ります!!

Ich gebe mein Bestes!!(イッヒ ゲーべ マイン ベステス)

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