BASARA MAINZ

アール川洪水の被害に遭われた醸造所の支援活動に参加!

2021.08.31

アール川洪水の被害に遭われた醸造所の支援活動に参加!

こんにちは、スタッフの山極です。

ドイツは先週から肌寒い日が続き、まだ8月なのですがパーカーやトレーナーなどを羽織っていないと寒く、夏の終わりを感じました。

今週末の試合もホーム戦ですので、しっかりとした試合運営が行えるよう準備してまいります。

先日のブログでホーム戦の試合運営時の自分の仕事内容等を紹介していますので、まだご覧になられてない方は是非そちらもご覧ください。

http://basara-mainz-com.check-xserver.jp/cms/blog/3077/

今回は、先日チームとして参加した支援活動についてご紹介します。

アール地方洪水被害

アール地方はシュペートブルグンダーという優良な赤ワインを生産する国内外でも有名な産地です。

ドイツ全国で続いた大雨が原因で7月14日の夕方から夜にかけてアール川洪水が起こりました。

狭い谷に面していた小さな村たちは、数時間のうちに6メートルまで高くなった洪水にあっという間に飲み込まれました。

現在(7月29日まで)確認されている死者は約140名負傷者は700名を超えています。逃げ遅れて家から脱出できずに亡くなられた方が殆どでした。

今回の洪水で貯蔵庫、セラーで流されたワインだけによる被害は現時点で推定約64億円にも及びます。

それだけでなく、農作業用の機械醸造用の機材も洪水で流されたり、壊れるといった被害も受けています。

醸造所での支援活動

今回支援活動させていただいたのは、アール地方のデルナウ村のマヤーネーケル醸造所です。

アール川に直面したこちらの醸造所は今回の洪水によって壊滅的な被害を受けました。

今回我々は、水没したワインを洗浄し、仕分け・箱詰めするという作業をお手伝いさせていただきました。

なんとか救出することができたワインを洗浄され、洪水ワインとしてチャリティー販売されます。

その売上金はワイナリーの復興支援金として使用されます。

今回、丸1日支援活動に参加させていただき、洪水被害の壮絶さを実感しました。

実際に洪水が発生してから1ヶ月以上経ちますが、今も尚復興作業は続いていますし、まだまだ大変な状況に変わりはありません。

被災された方々が少しでも早く、元の日常を取り戻すことができるよう、微力ではありますがチームとして今後も継続して支援活動に参加してまいりたいと思います。

また、今回の支援活動にご協力いただきました坂田さんと浅野さんらが「For Ahr Project・アール地方洪水被害・復興支援委員会」を設立されました。

https://m.facebook.com/forahrproject/?locale=ja_JP

こちらのリンクからご覧いただけます。

For Ahr Projectでは、日本の皆様からのご支援を募っております。

皆様のご協力をお願いいたします。

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