2020.12.29
年末
今日は2020年最後のインターンスタッフのブログです。今年も残すところあと2日となりましたが、皆さんどのようにお過ごしですか?
ここ2年の間、私はいつもこの時期に日本に一時帰国していたので、3年ぶりにドイツで年末を迎えることになります。
ドイツはクリスマスが終わると、31日の夜までは静けさがあり、年末に向けて忙しくなる日本とは違う為、あまり年末ということを感じられずにいます。
特に今年はコロナウイルスの影響でお店も閉まっており、家にいる時間が増えた影響もあると思います。ドイツでは31日から1日に向けて日付が変わる瞬間に打ち上げ花火があります。そして、1年間唯一その日だけは個人で花火をしてもいい、と法律で決められており、街の至る所で花火をする人たちの姿が見受けられ、日本の除夜の鐘とは真逆のことがドイツでは起こります。
しかし今年はその花火が禁止されるようなので、静かな年明けになるかもしれません。3年前初めてドイツで年を越した際、花火文化を知らず、寝ているといきなり爆発音が鳴り響き、何事かと飛び起きたのを覚えています。小さな子供のいる隣人が打ち上げ花火を何数分にも亘ってしていたのには、大変驚きましたが、今となってはいい思い出です。
少し話は変わり、個人的な今年の振り返りをしたいと思います。
私にとってドイツに来てから3年住んだ、大学のある小さい街を離れ、FCバサラマインツでのインターンシップの為に、少し大きなマインツの街に引っ越ししてきたことは、大きな変化でした。コロナ禍での決断は非常に勇気がいりましたが、一度マンネリ化した生活を見直す為にも、そして卒業後の進路を考える上でも環境の変化が必要だと感じました。今は少なからずいい方向に進んでいるのではないかと思います。もちろんコロナのマイナスの影響はかなりありますが、それも経験として、もう少し自分に喝を入れてチームの役に立てるように精進していきたいと思います。
選手にとっては厳しい1年となり、サッカーが出来ないながらにも必死にトレーニングをしている姿を見ると、本当に1日でも早くこの状況が良くなってほしいと心から思います。現在は自分たちが出来る対策をして、サッカー再開を願うことしか出来ませんが、2021年は練習や試合で生き生きしている選手の姿を届けられることを心の底から期待しています。
毎週読んで頂きありがとうございます。どうぞよいお年をお迎えください。