2020.08.11
試合レビュー vs SV Gonsenheim
TESTSPIEL vs SV Gonsenheim
お久しぶりです。広報スタッフの奥田です。今シーズンも選手として、広報、コーチングスタッフとして1年間チームに関わらさせて頂きます。チームの目標を達成できるように全力を尽くしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
7月末からスタートした新チームですが、すでに2度のテストマッチを行いました。1試合目はホームで1つの下のカテゴリーのチームに対して2ー2。そして先日行ったテストマッチは1つ上のカテゴリーのチームに対して2ー1で敗戦を喫しました。そこでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、人員の問題で現在、試合時の写真、ビデオが撮れていない状況です。そんな状況の中、少しでも試合の様子が伝わればなと思い、試合のレビュー評を書いていこうと思います。
文面ではありますが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
天気は快晴、気温も37度と選手にとっては厳しい状況でのキックオフとなりました。フォーメーションはバサラが昨シーズンに引き続いて3ー4ー3。対するゴンセンハイムは4ー4ー1ー1でのスタートになります。気温、そして格上相手ということもありボールを持たれることを予想し、前からボールを積極的に奪いにいくのではなく、コンパクトに粘り強く守備をしようと試合前には監督からの指示を受け試合に入りましたが、立ち上がりから自分たちがボールを持つ展開となります。右サイドでスタートした奥野選手の裏への抜け出し、中盤の位置で奪ってからの素早い攻撃で幾度となくチャンスを作り出しますがなかなかゴールを決めることができません。そんな中たった一つのミスからカウンターで失点。前半では相手の唯一のチャンスを決められてしまいました。
後半に入ると相手チームもボールを持つ時間は長くなりましたが、自分たちもディフェンス陣を中心にコンパクトな守備を行うことでチャンスを作らせません。前半から良い形を作れていた、奪ってからの素早い攻撃でチャンスを作り続けます。そんな中、右ペナルティーエリア少し外の位置でフリーキックを獲得すると、Basel選手が意表を突いたトリックプレー。低いボールをキーパーの前に転がしたところにSengül選手が走り込んで同点ゴール。このプレーはトレーニングでも行っていなかったので選手たちがピッチの中で自分たちで話し合ったゴールだったので、良いプレーだったと思いますし、同時にこの日は選手たちが積極的にコミュニケーションをとりプレーしていたのが印象的でした。先週の金曜日にはチームでバーベキューを行ったりしたので、その効果かどうかは分かりませんが、ピッチ外でのコミュニケーションがピッチ内にも良い影響を及ぼしているなと感じました。
その後も散々とチャンスを作った我々でしたが決めることができず、逆に試合終了間際に1つのミスからミドルシュートを決められてしまい2ー1。格上相手によく戦いましたが、悔しい敗戦となりました。数少ないチャンスをしっかりと決めることができたチーム、多くのチャンスを作るも決められなかったチーム、サッカーというスポーツはチャンスの数は関係なくいくら素晴らしいサッカーをしたとしてもゴールにボールを入れる事ができないと勝つ事ができません。長年悩まされてきた得点力不足。今シーズンその点をどう解消するのか。開幕までの残り期間でしっかりと修正していきたいと思います。