BASARA MAINZ が目指すもの
FC BASARA MAINZ(以下、FCBM)は単なるサッカークラブとしての成功を目指すクラブではなく、海外挑戦の「入口」となり、人として成長できる「踏み台」を提供する、「ヒト作り」を主眼としたクラブです。
多くの若者が、十分な準備がないまま海外に挑戦し、言語・文化・生活・サッカー環境といった高い壁に直面し、志半ばで挫折してしまう現実があります。
私たちはその入口に立ち、挑戦者を受け入れ、海外で生き抜くために必要な要素を段階的に身につける場をつくります。
壁そのものを低くすることはできません。しかし、踏み台があれば、越えられなかった壁を越えることはできる。FCBMは、そのための存在を目指します。
挑戦に成功の保証はありません。それでも、自らを信じ、成長を目指す若者が、正面から挑戦できる場所を提供したい。
「サッカーの枠を超え、海外で活躍できる人材を育てること。」
それこそが、FCBMプロジェクトの核です。
2つのターゲット
①ドイツ・3部リーグへの昇格
FCBMは現在、ドイツサッカーリーグ全11部制のうち、アマチュア最高峰とされる**6部リーグ(フェアバンデスリーガ)**に所属しています。
このカテゴリは5部以上のセミプロリーグとは明確に区分されており、挑戦者にとっては大きな分岐点となる位置です。
FCBMは、成長意欲の高い海外挑戦者が集まり、次のステージへ進むためには、より魅力的で、より見られるリーグに身を置く必要があると考えています。
私たちが目指すドイツ3部リーグは、欧州の中でも若手発掘の場として注目され、多くのトップクラブのセカンドチームが所属するリーグです。同じリーグでプレーすることで、選手がトップクラブや上位カテゴリーの目に留まる機会は飛躍的に増えます。


また、マインツという地理的特性から、半径100km圏内には複数のプロクラブが存在しており、リーグ昇格は人材輩出のためのプラットフォーム価値を大きく高めます。
さらに、ドイツ3部は欧州全体からも育成リーグとして注目されており、他国リーグへのステップアップも現実的な選択肢となります。
6部から個人として上位リーグへ進むことは可能ですが、その道は非常に狭く、属人的な成功に留まりがちです。
だからこそFCBMは、クラブ自体が挑戦に相応しいリーグ位置にいることを重視しています。
3部という位置に立ち、挑戦者が次のステージへ進める環境を整えること。
それがFCBMにとっての最優先事項であり、他のサッカークラブとは一線を画す考え方です。
②国際アカデミーの設立
国際アカデミーの設立
それは突飛な構想ではなく、FCBMの活動の延長線上に必然的に必要な機能であり、「海外挑戦の入口、成長の踏み台」という思想の最終形だと考えています。
上位リーグを目指すほど、
・チーム内競争の激化によって挑戦機会が限られる
・クラブ基準の厳格化が必ずしもヒト作りと一致しない
という矛盾も生まれます。
この矛盾を解消するために必要なのが、サッカークラブに教育機能を加えた存在、すなわち「学校」のような国際アカデミーです。言語学習、トレーニング、生活指導、就労・キャリア支援までを一体化し、クラブ在籍に縛られず、より多くの挑戦者に成長の機会を提供する。
それにより、挑戦者たちが高い壁を越えるためのより強固な踏み台となることが可能になります。


将来的にこの基盤が整えば、アジアから世界へ挑戦する若者たちにとっての入口となり、「アジア人による、アジア人のためのアカデミー」という世界的にもユニークな育成基盤になると考えています。
海外に出ればいいわけではなく、異なる価値観と厳しい環境に向き合う経験こそが、人を成長させる。
FCBMがドイツで培ってきたこの土壌は、サッカーに限らず、これからの時代を生きる人々に価値を提供できると信じています。

