【試合結果】運を味方につけられず敗戦。ドイツ6部リーグ第17節 vs. SVアレマニア・ヴァルダルゲルスハイム
Verbandsliga 17.Spieltag
FC BASARA Mainz 0-2 SV Alemannia Waldalgelsheim
前節をホームで勝利し6位に位置するバサラマインツは、昇格プレーオフ圏内の2位につけるSVアレマニア・ヴァルダルゲルスハイムのアウェーに乗り込みました。
上位との直接対決で負けられないバサラマインツですが、試合の序盤は相手に主導権を握られてしまいます。相手のシステムは戦前予想の4-4-2ではなく3-5-2で、4-2-3-1で臨んだバサラマインツは、プレッシングの際のマークがシステムの噛み合わせ上、各所で曖昧になり、相手に優位を取られ劣勢の展開となってしまいます。
しかし、その状況を見た岡崎監督はシステム変更を決断します。4−2−3−1から3−5−2に変更し、プレッシングを整理。ビルドアップの局面でも数的優位を活用して、ゲームに落ち着きを取り戻すことに成功します。
そして37分にはビッグチャンスが訪れます。左WB17番ウマー選手の高精度のクロスに、2試合ぶりの先発となったMF27番アリ選手が頭で合わせ先制点!に思えましたが惜しくもオフサイドの判定となり得点ならず。その後も優勢のまま試合を進めましたが、得点を決めることはできず前半を終えます。
前半の勢いのまま後半に臨みたいバサラマインツでしたが、立ち上がりにペナルティエリア内でファールを犯し、PKを献上。このPKをブンデスリーガ2部での出場経験を持つ相手チームのエースに落ち着いて流し込まれ、不運な形で先制を許してしまいます。
同点ゴールが欲しいバサラマインツはFW23番のハリス選手、FW16番泉選手、MF29番福原選手を投入し前線を強化。しかし、押し込めはするものの同点ゴールを奪うには至りません。
すると80分、途中出場のハリス選手が相手選手と交錯し一発退場。アウェーで追いかける立場でありながら10人で戦うことを強いられる難しい展開となります。
何とか1点が欲しいバサラマインツは、CB13番エスペン選手を大胆にもFW起用し、パワープレーからの得点を狙います。しかし、リスクをかけて前がかりとなったサイドのスペースを相手に使われ、90分に再び相手エースに追加点を許し、スコアは0-2に。
そしてそのまま試合は終了し、苦手とするアウェーの地で勝ち点を獲得することはできませんでした。
この結果を受けて、バサラマインツは現在6位で、昇格圏内の2位との勝ち点差は「11」に広がってしまいました。次節は同じ勝ち点25ながら、得失点差でバサラマインツを上回り、現在5位につけるTBヤーンツァイスカムとのアウェー戦に臨みます。上位に食らいついていくためには負けられない試合となります。
引き続き応援の程よろしくお願いします!
GO!BASARA!!
試合詳細
【スターティングメンバー】
GK
1.Felix Pohlenz(フェリックス・ポーレンツ)
DF
3.Takahiro Okuno(奥野 貴大)
6.Otman Jaatit(オットマン・ジャーティット)
17.Ömer Er(ウマー・エアー)
15.Ibrahim Sho Katende(イブラヒム・聖カテンデ)
MF
2.Takuto kishi(岸 琢人)
7.Yuya Okuda(奥田 祐也)
11.Joscha Marzi(ヨシャ・マルツィ)
22.Benjamin Ghatas(ベンジャミン・ガータス)
27. Ali Ömer Sengül(アリ・ウマー・セングル)
FW
9.Khaled Abou Daya(カレッド・アブダヤ)
【ベンチメンバー】
GK
Yuzuki Morioka(森岡 佑月)
FP
Mikail Ünal(ミカイル・ウナル)
Kamron Vaughn(キャムロン・ボーフン)
Espen Lautermann(エスペン・ラオターマン)
Haris Beslic(ハリス・ベスリッチ)
Seiya Izumi(泉 聖也)
Daisuke Fukuhara(福原 大亮)