2021.08.02
【練習試合結果 vs FV Bad Vilbel】
トップチーム
Testspiel
FC Basara Mainz 0 – 2 FV Bad Vilbel
【スターティングメンバー】
GK:Müller
DF:Kuntich, Okuda, Dillitz
MF:Okada, Baba, Ouachchen, Sengül, Diaw
FW:Marzi, Hadri
【交代】
IN Pflücke → OUT Hadri
IN Kishi → OUT Kuntich
IN Beslic → OUT Ouachchen
IN Körnig → OUT Diaw
IN Watanabe → OUT Sengül
先日、ヘッセン州の5部リーグに所属するFV Bad Vilbelとのテストマッチが行われました。
対戦相手には、昨シーズンまでチームに在籍していた奥野選手が在籍しており、スタメンで出場していました。
これまでのテストマッチを3-4-3のフォーメーションで戦ってきたバサラマインツでしたが、今回は3-5-2の布陣で挑みました。
試合開始から、チームで連動して前線からプレスをかけボールを奪いにいきます。
奪ってからの早いカウンターで何度か相手ゴール前へボールを運びますが、シュートまで持ち込む事ができません。
その後は一進一退の攻防が続きます。
守備では、序盤から継続してチーム全体が連動し、相手に自由に攻撃をさせません。特にディフェンダーのDillitz選手が守備で躍動し、何度もボール奪取に成功します。
攻撃では、この試合トップ下の位置に入ったOuachchen選手が何度かいい位置でフリーになり、そこから前線の選手へラストパスを供給しますが、精度が悪くなかなかチャンスに繋がりません。
そんな中、バサラマインツにビッグチャンスが訪れます。
右サイドを駆け上がった岡田選手が相手キーパーとディフェンダーの間に絶妙なグラウンダーのクロスをあげ、そこにHadri選手が走り込んできてシュート。
しかし、惜しくもシュートは枠を捉える事ができず、絶好のチャンスをものに出来ませんでした。
すると前半終了間際、カウンターから相手にペナルティエリアまで侵入されてしまいます。
Dillitz選手が相手に体を当ててシュートを防いだのですが、その接触でファールを取られてしまい、PKを与えてしまいます。
PKを決められ、そのまま前半が終了。1点ビハインドで後半に入ります。
後半、Pfülcke選手が左サイドに入り、左サイドのDiaw選手が前線へとポジションを移し、攻撃の活性化を図ります。
しかし、相手もフォーメーションや選手の配置を変更してきたことで、うまくディフェンスを躱されボールを奪えず、相手に攻め込まれる時間帯が増えます。
最後の部分で守備陣が体を張って守り、追加点を与えません。
攻撃では、前線でなかなかボールが収まらず、単調になってしまいます。
すると後半17分、自分たちの右サイドをうまく突破され、失点を許し点差を2点に広げられてしまいます。
まずは1点返そうと前線の選手を投入し3トップに変更します。
長身のBeslic選手にボールを集め、なんとか相手ゴール前へボールを運びますが、前半同様に最後のパスや動き出しの精度を欠きシュートまで持ち込めません。
決定的なチャンスが作れないまま、試合終了のホイッスル。
0-2で敗戦となりました。
悔しい敗戦となりましたが、落ち込んでいても仕方がありません。
この試合で出た課題を日々のトレーニングで取り組み修正し、リーグ開幕に向けて調整していきたいと思います。