BASARA MAINZ

【メディカルインターン】人生の選び方

2025.05.05

【メディカルインターン】人生の選び方

こんにちは。Physioインターンの眞下です。
シーズンも残すところあと1ヶ月となりました。
ドイツでの生活も、もうすぐ1年!あと半月で1年を迎えます。

今回のブログでは、この1年間で僕が悩んできたこと、ぶつかってきた多くの壁、そして迷いながらも「やっぱりこうしよう」と思えた選択について書こうと思います。

正直、今回は誰かに向けたブログではありません。
ブログというより、自分のための「記録」
今はまだ、誰かの役に立つものではないかもしれません。
でも、ここに書いたことがいつか実現するように。
そして将来、自分の軸がぶれそうになった時、ここに戻ってこれるようにそんな思いを込めて残しておきます。

先の夢

小学生のときに障害を負った僕は、当時の学校の先生の支えもあって、特別支援学級には進まず、それまで通り普通のクラスで友達と一緒に過ごしてきました。今思えば、運が良かったんだと思います。
そこから自然と「みんなと同じがいい」「諦めたくない」という気持ちが心の奥でずっとあって、何かを選ぶときも、無意識にそういう方向を選んできた気がします。
でも現実には、障害を持った人が「諦める」という選択を重ねながら大人になっていく場面が多くあるのも事実だと思っています。
障害を受け入れる過程の中で、健常の人と同じようにはできないことがあって、どうしても諦めざるを得ないことが悔しいけどあるから、、、

ただ、そんな中である時海外で時感じたのが「障害=マイナス」じゃないってこと。世界に目を向けると「障害は個性」や「オリジナリティ」として捉えてくれる社会も存在しています。
「みんなと一緒」が良しとされる日本の文化にも素敵な面はたくさんあるけれど、他の国では「個性を尊重する」ことがより自然に根づいている場所もあります。
それは、以前に訪れたカナダ、そして今暮らしているドイツでも、ふとした瞬間に感じることが、、、、!

いろんな文化に触れた今、はっきり思うのは
「あなたが持つ障害は、個性であり、可能性でもある。」という事

時にそれが将来の大きな武器になると本気で思ってます。
自分の後遺症を個性として捉え、自分自身をブランド化すること。
そして、特に同じような経験をして、本当はもっと選択肢があるはずなのに人生の選択肢が狭まってしまっている人たちの力になる事
僕は幸い今はまだ、歩く事も走る事も、仕事をする事だって出来るから、
それが、僕自身が目指したい未来の一つ!!

理学療法士になり、障害を持った上でスポーツ現場で働くという挑戦を今ここから歩み始めているわけで、障害あってもそこ行けるんだ!
そう誰かが思えるような存在になりたい。
それが僕の武器で出来る事だと思うので!

「どっちを選ぶ?」

なんらかの選択を迫られた時、
僕は今までワクワクする方を選んでいたと思います。

誰かに何かを伝えるとき、
自分が楽しんでいること、心から好きなことって、言葉にしやすいし、言葉だけじゃなくて、表情や声のトーン、目の輝きまで変わると思うから!
また聞く人も、それを感じ取って、興味を持ってくれたり、安心したりする。
でも、自分が疲れていたり、心が閉じていたりすると、どんなに正しいことを言っていても、響きにくいと感じるから。だからまず自分自身が楽しいと感じる選択をとる事が今まで大切にしていた事でした!

ただドイツに来て、あえて険しい道を選ぶという選択をとる人、それが出来る人が周りには沢山いて、そこに手を差し伸べてくれる人達に出会う事が出来ました。

そこには険しい道を選び続ける事が出来る人たちだけが掴む栄光や残す功績があって、一方で楽しい!を選ぶのは正直簡単で逃げてるだけかな?と悩む事もありました。

選んでみないとわからないけど僕が最後に導き出した答えはどっちでも正解で多分大事な事は、自分が心から納得して選んだ道を、誠実に生きること!
楽しい道でも、「これが自分らしい」って胸を張って進むなら、それが誰かの為にもなるかなと!
それは「自分の心に嘘をつかない」という事だから。
その覚悟の先に、ほんとうの意味で人に届くものがあると信じてこれからを進もう。
これが、ドイツで感じ最後に出した答え!
今の貴方はどう思う?

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