
2025.04.09
【フロントインターン】サッカーカメラマンの夢を追う男のカメラマンブログ
目次
自己紹介
初めまして!菅原敬太と申します。
出身は横浜生まれのハマっ子です!
ハマっ子のあるあるで出身は神奈川県というのではなく、横浜って言ってしまいます笑

先月誕生日を迎え26歳になりました。26回誕生日を迎えましたが、年々誕生日がくるとまた歳を重ねると思い憂鬱です笑
趣味は週末のサッカー観戦とスノボーなどなど。


趣味と言っていいのかわからないですが、1番の趣味は友達と遊ぶことです。理由は2つあり、1人でいる時間が好きではないという事と全てを忘れてその瞬間を楽しめるからです!
ドイツを選んだ理由
まず、僕の夢がアンフィールドでリバプールの試合(生粋のKOPです笑)やワールドカップ、チャンピオンズリーグでFootball Photographer として、活躍することです。
この夢を叶えるためには、まず実際にサッカーの現場で撮影経験を積むことが必要だと思いました。
そんな中で、僕はヨーロッパ、そしてドイツを選びました。
なぜドイツだったのか?
3つ理由があります。
① サッカーが日常に溶け込んでいる国だから
ドイツにはブンデスリーガのクラブはもちろん、地域リーグのチームにもしっかりとしたサッカー文化が根付いている。
実際にマインツに来てみると、家にマインツの旗が飾ってあったり、電柱にマインツのステッカー、試合の日には沢山のサポーターがスタジアムに向かう姿があり、この街から人は消えたんじゃないかなって思うくらいです笑
「サッカーが日常に溶け込んでいる環境」 の中で、カメラを持ちながら生活できるのは、僕にとって最高の環境だと感じました。

② インターン先でサッカー撮影の経験を積める環境があったから
バサラマインツでは、試合や練習の撮影を任せてもらえる機会があると聞きました。
僕にとって、これは本当に大きなチャンスでした。「実際に撮る」という経験を積みながら、試合の流れを読む力や、どの瞬間を切り取るべきかという感覚を身につけることができる。
さらに、チームの一員として関わることで、「クラブが求める写真とは何か?」を考えながら撮影できる。これは、日本にいたら得られなかった環境です。
③ 新しい環境で挑戦したかったから
僕は、ただカメラマンになりたいわけじゃなく、「世界で活躍するサッカーカメラマン」になりたい。 そのためには、今までと同じ環境にいてはダメだと思いました。
ドイツは僕にとってまったく新しい場所。言葉の壁もあるし、文化の違いもある。でも、だからこそこの環境に飛び込んで、自分の限界を広げたかった。

実際に来てみて、まだ全くドイツの生活に順応できた気はしてないです。けどそれ以上に「ここでどれだけ成長できるか楽しみ」という気持ちのほうが強いです。英語だけじゃなくドイツ語も学びながら、現地の人とつながって、サッカーカメラマンとしての土台を作っていきたいと思っています。
初めてのサッカー撮影を経験して感じたこと
初めてピッチのそばでカメラを構えたとき、ものすごいワクワクを感じました。目の前で繰り広げられる試合の熱気、選手達から伝わる緊張感、そのすべてを写真に収めたい——。そう思いながらシャッターを切り続けました。

撮影した写真をその場で確認しながら、「いい写真が撮れているかな?」とワクワクしつつも、思い通りの一枚を見つけるのは簡単ではなかったです。たまに満足のいく写真が撮れたときは本当に嬉しかったですが、それは数枚だけ。サッカー撮影の難しさを痛感しました。
被写体を真ん中に持ってくる難しさ、ボールの動きを追い続ける大変さ、突然訪れるシャッターチャンスを逃してしまう悔しさ——。スポーツ撮影は、ただカメラを構えるだけでは撮れないんだということを、実感しました。
初めての「これはいい写真だ!」と思えた1枚
特に印象に残っているのは、自分の目の前でクロスを上げるシーンを撮影できた瞬間です。選手を画角の中央に捉え、綺麗なキックフォームを撮影することができました。

あの場面は、コーナーキックの流れの中で突然訪れました。ボールが思いがけず目の前の選手に渡り、彼がクロスを上げる瞬間、すぐにカメラを構えてシャッターを切ることができたんです。カメラの扱いにも少し慣れてきていたこと、そして選手との距離感を掴めていたことが素早く対応できた要因だったと思います。
撮れた写真を見たとき、「これだ!」と思える感触がありました。この一瞬を捉えることができたのは、偶然ではなく、撮影のコツを少しずつ掴み始めている証拠かもしれないなと感じられた瞬間でした。
これからの課題と目標
これからは、さらに試合の流れを読む力を鍛えていきたいです。
ゴールが決まるシュートシーン、迫力のある競り合い、選手の喜びや悔しさが伝わる瞬間——。ただ試合を追うだけでなく、「次に何が起こるのか?」を感じ取り、決定的な瞬間を逃さない直感を磨いていきたい。
また、広報の視点からも「クラブが求める写真」を意識して撮れるようになることも大きな課題です。試合の中でどんなシーンが伝えたいメッセージにつながるのか? その視点を持ちながら、一枚一枚に意味を持たせられるような写真を撮っていきたいと思います。
まだまだ始まったばかりですが、これからも挑戦を続けながら、一歩ずつ成長していきます!
