
2025.03.02
【フロントインターン】休学大学生が、ワーホリを使って海外サッカーチームでインターン! Vol.9
目次
リーグ戦再開
2月22日、VfRバウムホルダー戦でついにリーグ戦が再開しました。約2か月の中断期間がありましたが、いざ始まると熱気がまるで違います。ドイツ人は勝負に対するこだわりが強く、選手や監督、観客まで試合中に叫びまくるほど。そのため、ホームとアウェイで大きく成績に影響があり、バサラマインツもその例に当てはまります。ここまでの成績は、ホームでは7勝1分1敗と圧倒的な強さを誇る一方、アウェイでは3勝3分6敗と苦戦中、、さらに、ドイツ6部リーグのグラウンドは人工芝と天然芝があり、人工芝に慣れたバサラマインツは、コンディションの悪い天然芝での試合で苦戦することが多いです。

そんな中で迎えた2月22日の試合は、今シーズン最多の350名の観客が訪れ、ホームの力を存分に発揮。3-1で見事勝利を収めました!人工芝でプレーできるホーム戦は、バサラマインツにとって勝ち点を積み上げる大きなチャンス。残るホーム戦7試合も全勝を目指します。そして次のホーム戦は、3月8日のTSGブレッツェンハイムとのダービーマッチ。絶対に負けられない一戦です!会場での応援はもちろん、SNSでの速報や試合結果もぜひチェックをお願いします!

イベントでの苦戦
上でも少し触れた2月22日のイベントのお話。
2月22日、新グラウンドのお披露目を記念して、日本をテーマにしたイベントを開催しました。スタッフで準備・運営を進めましたが、それだけでは手が足りないため、選手たちにも協力してもらいました。特に今回は、試合メンバー外の選手や、他のチームでプレーしている日本人選手にも手伝ってもらい、多くの人の支えがあって成り立ったイベントでした。

僕は、イベント準備を円滑に進行させる役割を担っていましたが、度重なるトラブルや、もともと人に指示を出すのが苦手なこともあり、開始時間までに準備が間に合わないという事態になってしまいました。それでも、スタッフの方々のサポートや、手伝ってくれた選手、ボランティアの方々のフォローのおかげで、お客様には楽しんでいただけました。しかし、今回のような事態を今後も繰り返さないためにも、改善策が必要だと痛感しました。
想定外のことが起こると、パニックになり、自分で全ての仕事を抱え込んでしまう。そして、人員が余っているにも関わらず、一人で作業を進めてしまい、結果的に時間が足りなくなってしまう。こうした悪循環を防ぐために、次回からは事前の計画をしっかり立て、余裕を持って当日に臨みたいと考えています。
指示を出してチームを動かすことは、今の自分にとって苦手なことで、できるだけ避けたいと思っている仕事です。しかし視点を変えれば、これは苦手意識を改善し、克服するチャンスでもあります。次回のホーム戦の運営に向けてしっかり準備を進め、何事も前向きに取り組んでいきたいです。せっかく挑戦できる環境にいるのだから、ポジティブな気持ちを忘れずに、成長していきたいと思います!
心温まるドイツアマチュアサッカー
先日帯同したセカンドチームの試合の後、相手チームがソーセージや飲み物などを無料でふるまってくれ、一緒に楽しく食事をする機会がありました。

聞くところによると、彼らはホーム戦のたびに相手チームに食事を提供して、試合の後の時間をともに楽しんでいるとのこと。いったいどこからその資金は用意されるのだろうかと疑問に思うこともありますが、それよりも彼らの懐の大きさを感じられて、心温まる瞬間でした。
試合自体は5-1でバサラマインツが勝利しましたが、試合は試合、試合が終われば結果など関係ないといった感じでふるまう彼らがすごくキラキラして見えました、、、。今回でドイツアマチュアサッカーの素敵な一面を感じることができました。まだまだ奥は深そうです。
