2024.11.01
【広報インターン】休学大学生が、ワーホリを使って海外サッカーチームでインターン! Vol.5
先日、フランクフルトで開催された日本文化を広めるイベント「Japantag(ヤーパンターク)」に、FCバサラマインツのブースを出展してきました!僕は今回、このイベントの責任者を任され、フランクフルトの日本文化に興味のあるドイツの方々に向けて、クラブをPRできるよう企画と準備を進めました。そして、当日会場でブース出展を行い、直接PR活動を行いました。今月のブログでは、このヤーパンターク出展を通じての苦労や気づきについて書いていこうと思います。
目次
イベントを企画することの難しさと楽しさ
まず、準備段階で苦労したのは、出展内容の企画です。バサラマインツをどのように知ってもらい、試合会場に足を運んでもらうか。いろいろ考えてもアイデアが浮かばず、会場の雰囲気や規模感、来場者層もわからないまま進めるのは難しいと感じました。そんな時、いつもお世話になっている日本語が堪能なドイツ人のRさんがヤーパンタークに出展経験があることを知り、アドバイスをお願いすることに。Rさんとアイデアを出し合う中で、これまで悩んでいたことが次々に解決し、自然と出展内容も決まりました!自分だけで考える時間も大切ですが、誰かと一緒にアイデアを出し合うことでより面白く効果的なアイデアが生まれることを実感しました。
ちなみに今回、ヤーパンタークでは日本の伝統文化である「おみくじ」を使ってバサラマインツのホーム戦に来てもらう企画を用意しました。なんとこのおみくじ箱、Rさんの旦那さんの手作り!さらにバサラマインツのロゴも入れてもらい、世界に一つだけのオリジナルおみくじボックスが完成しました!今後、バサラマインツのホーム戦でもお目にかかれるかもしれないのでお楽しみに!
ヤーパンターク会場の様子!
そして迎えた当日。おみくじとバサラマインツをPRするポスターなどを持って会場へ。Rさんに聞いていた通り、会場の7~8割はドイツ人の方で、ほかの出展ブースは剣道、合気道、弓道など「The 日本の伝統文化」という雰囲気でした。サッカーチームとして出展しているのはバサラマインツだけ。
ステージでは先日お邪魔させていただいたフランクフルト日本人学校の生徒さんがソーラン節を披露していたり、ドイツの方が空手の型を見せていたりと、日本の文化の素晴らしさをドイツの地で感じることができました。また、唐揚げや焼きそばなど日本の料理も販売されており、会場は大盛況!良い香りに包まれていました(笑)。ヤーパンターク出展を通して、ドイツには日本文化を愛する方がたくさんいると改めて実感し、日本人として誇らしい気持ちになりました。このブログを読んでいるドイツ在住の方も、ぜひ来年参加してみてください!
ヤーパンターク出展を通じて感じたこと
ここからは、バサラマインツのブースを出展して感じたことを書きたいと思います。まず、言語の壁について改めて実感しました。ブースに来ていただいた方々にバサラマインツについて伝えようとした時、自分がドイツ語でほとんど説明できないことに気づき、見通しが甘かったと反省。幸い、ブースのお手伝いに来ていただいた山下会長の奥さんがドイツ語堪能だったので、何とか説明をお願いできましたが、もし自分一人だったらと思うとぞっとします。改めて語学力の重要さに気づくと同時に、事前に様々なシチュエーションを想定する必要があると感じました。
さらに、バサラマインツがサッカーチームだと伝えることができなかった点も反省点です。ほかのブースは一目で何かわかるような展示内容でしたが、バサラマインツのブースにはサッカーをする人もボールもなく、「ここは何のブースですか?」と聞かれることもしばしば。準備段階で「バサラマインツがサッカーチームであると知られている」前提で進めてしまったのは大きなミスでした。
今回の出展では、たくさんの失敗と反省がありましたが、これらは今後のPR活動にとても役立つと思っています。今後、バサラマインツがイベントに出展する際や、クラブを全く知らない人に紹介する際には、今回の経験が生きてくるはずです。また、今回の出展を通して、バサラマインツの認知度がまだまだ低いと痛感しました。広報担当として、そしてヤーパンターク出展を経験したスタッフとして、これからも多くの人にバサラマインツを知ってもらえるよう頑張っていきます!