2024.06.14
【海外インターン】バサラマインツでの経験を経て次のステップへ【理学療法士】
こんにちは、フィジオのふうがです!
2023年の7月から6月初旬まで私はFC Basara Mainzのインターンフィジオに参加させて頂きました。まず初めに、このような素晴らしい機会を提供してくれたチームとこのインターンシップを紹介してくれたフィジオインターンの先輩である遼さんには本当に感謝しております。
FC Basara Mainzはドイツのブンデスリーガ6部で活躍する強豪チームであり、多くの日本人も在籍しています。このブログでは、私のフィジオとしてのインターンシップ経験を詳しく紹介し、その中で得た学びや成長についてお伝えします。
目次
インターンシップの概要
インターンシップ期間中、私はチームの一員として様々な活動に携わりました。主な業務内容は以下の通りです:
- 選手のメディカルコンディショニング:選手一人ひとりのコンディショニングを管理し、選手と面談を行ったり、W-upメニューを作成しました。
- リハビリテーションサポート:負傷した選手のリハビリ計画を立て、回復をサポートしました。
- 試合前後のケア:試合前のW-upや試合後のマッサージ、ストレッチ指導を行いました。私のチームの選手はとても友好的でケア中に選手と様々な会話をしました。特にドイツ人とのコミュニケーションはドイツ語の勉強にとてもなりました。
学びと成長
インターンシップを通じて、私は多くの新しいスキルや知識を身につけました。以下はその一部です:
コンディショニングの重要性
選手のパフォーマンスを最大限に引き出すためには、常に安定したコンディショニングが不可欠です。
私は選手のケガを予防するために、その日の気温や天候、試合の日程、宗教的な断食などに応じてW-upメニューを作成し、その内容によって選手のコンディショニングをコントロールすることを学びました。
また、選手の体調を日々チェックし、それをデータ化することで選手のコンディショニングに変化がないか確認し、必要に応じて面談を行いました。すると食生活や睡眠状況に問題があったりなど、よりコンディショニングの重要性を実感しました。
リハビリテーションの知識と技術
負傷した選手のリハビリテーションをサポートする経験は非常に貴重でした。私は、様々なリハビリテーション技術を学び、選手が最短で復帰できるように計画を立てる方法を習得しました。特に、ストレッチングやマッサージの技術は大いに役立ちました。
インターンシップの成果
インターンシップを通じて、私は多くの実践的なスキルを身につけました。特に、選手のメディカルコンディショニングやリハビリテーションに関する知識と技術は、今後のキャリアにおいて非常に有益だと感じています。
また、選手やスタッフとのコミュニケーションを通じて、チームワークの重要性を学びました。メディカルチームやチームスタッフと協力しながら選手をサポートすることで、コミュニケーション能力や協調性も向上しました。
今後の目標
来シーズンからはドイツの理学療法士の資格を取得するために、ドイツの一般整形外科クリニックで研修をしながら理学療法士の助手として働く予定です。
インターンシップを終えて
このインターンシップを通じて、多くの学びと成長を経験しました。今後のキャリアにおいて、この経験は大いに役立つと確信しています。
また、自分の強みや課題を明確にすることができ、今後の目標設定においても非常に参考になりました。
最後になりますが、チーム関係者並びにいつもFC Basara Mainzを応援してくださっている皆様、この1年間改めて、本当にありがとうございました。