2024.04.24
【バサラ卒業生】ここだけは負けないを身につけて、さらなる高みへ!【豊沢尚己】
今回のブログは今冬FC BASARA Mainzからドイツ7部リーグのSV Wiesbadenに移籍した豊沢尚己選手のインタビューブログです。
Q1, 名前, 年齢、出身地、ポジション、出身チーム
豊沢尚己
22歳
サガン鳥栖u12.15.18 → Louisburg colleg
DF.MF
Q2,なぜ海外に挑戦しようと思ったのか?
プレーできる年齢には限りがあり、世界でメジャーなサッカーを国内だけでプレーするのは勿体無いと思い海外に挑戦してみました。
また言語や身体能力等の不自由をそこまで感じない日本より、更にサッカーに集中でき、課題が見つかりやすいであろうと思ったこと、海外でプレーしていくことによって日本に帰国した場合に他の選手とは異なる部分で勝負できる武器が見つかるだろうなと感じて決断に至りました。
Q3,なぜ数ある国の中でもドイツを挑戦の地に選んでバサラ加入を選んだのか?
日本人が多く在籍するドイツでは海外挑戦にあまり向いてないなどと思われることもありますが、個人的にはどんなプレースタイルでなら海外で上を目指せるかの指標となる選手が多いことは魅力に感じてました。
またバサラマインツというチームでは同じ志を目指す選手が多いことで切磋琢磨しあえる環境だろうと思い強く惹かれました。
Q4,ドイツに来る前のドイツサッカーのイメージは?
ドイツ代表の試合などをみててもシンプルで縦に速いサッカーをするイメージでした。個人戦術が優れていて、各個人が自分の役割を全うすることで結果としてチームが完成されているなっていうイメージを持っていました。
Q5,実際にドイツのサッカーを体験してイメージと違うことがあったか?
イメージとの違いはそこまでなかったんですけど、思ってた以上に個人にフォーカスされているなとは感じました。
Q6,ドイツ挑戦1年目は自分にとって上手くいったシーズンだったか?それとも上手くいかないことが多いシーズンだったか?
最初の半年は怪我もあり、あまり満足にプレーすることができずに終わってしまいました。試合に出て通用する部分は多少なりともありましたが、総括すると上手くはいかなかったシーズンだったと思います。
Q6,具体的にどこが上手くいったかまたは上手くいかなかったか?
身体能力などが劣る自分では同じ土俵で勝負してはダメだなと気づけ、技術だったり準備、予測の部分にフォーカスし、それを試合に出せた部分は上手くいったのかなと思います。
逆に相手の土俵での勝負、フィジカルやスピード等の短所が簡単に出てしまうシーンがや、そういったサッカーに馴れずにケガを繰り返してしまった部分がうまくいかなかったと感じます。
Q6,ドイツで上のレベルに行くために自分が今後必要なこと、改善点はあるか?
まず一番は自分の武器を見つけることです。これだけは負けない、一番出せるという武器を身につけてアピールすることが重要になります。
自分に足りない部分は人並みに、長所は誰にも負けないくらいにしてそれを結果につなげていかないといけないと思います。
Q7,ドイツで1年プレーしてサッカー面とその他(生活面、人間的な部分など)で成長した部分はあったか?
バサラマインツというチームでは身体の使い方や管理、食事についてなど沢山のことをサポートしていただけます。まず自分の身体の状態を知ることでよりパフォーマンスの向上に努めることができるのだと気づけたのは一つの成長でした。
Q8,ドイツに来て生活面で意識したこと、ドイツに来る前と比べて変わったことはあるか?
自分の生活リズムを確立することにフォーカスしてきました。日本では外食したり、不定期なトレーニングだったりとただ毎日をこなすだけの日々だったのに対して、よりサッカーを基準に考えることで普段の生活の時間を有効的に活用できるようになりました。
Q9,ドイツ語向上のためにしたことは?
自分は語学学校に通っていなかったため、練習時にその日単語帳で学んだ単語を選手に話しかけたり質問していました。一つ質問すると選手がたくさん答えたりしてくれるのでそこでまたわからなかったことを復習したりすることで向上できたと思います。
Q10,ドイツサッカーまたはバサラでの一番の思い出は?
プレシーズンにショットマインツ(当時4部)のチームと試合したことです。自分が近辺の目標としてる4部のチームと試合して自分の課題と立ち位置をより理解できました。
他にはマインツ05の試合を見にいったことです。
その試合には堂安選手も出場していて、日本人がドイツで活躍するのは簡単なことではないが、逆に不可能でもないのだと自信と向上心を持てました。
Q11,新しいチームと今後のサッカーの目標は?
今までは監督やキャプテン、チームメイトなど自分以外でチームを鼓舞してくれる日本人がいましたが、次のチームでは自分が先頭に立ってチームを勝たせれる存在になりたいです。
今後はより自分の意思表示をしていかないとただの一人の選手としてみられると思うので、よりサッカーとドイツ語の両立、また結果にもこだわって上を目指していきます。
以上が、豊沢選手のインタビューブログになります。1年半バサラで努力を積み重ねてきた豊沢選手の今後の成功をスタッフ一同祈っております。