2024.04.10
【海外サッカー指導者インターン】2024年3月報告ブログ【鵜飼元哉】
こんにちは!FC Basara Mainzの鵜飼です!
3月の活動について振り返りたいと思います。
目次
ウォーミングアップで大事なことはいい雰囲気を作り出すこと
3月は2ndチームに帯同していました。
後期リーグが始まり、チームとしても試合に向けて意識を持ってトレーニングに向き合っていたように感じています。
僕は基本的にウォーミングアップやTR1を担当しました。
ウォーミングアップではTR1に繋がる要素をもたらすことはもちろんですが、1番は選手のモチベーションを高めることであったり、良い雰囲気を作り出すことが大事だと感じました。
しかし、多くの日本人と外国人が在籍するこのクラブでは互いの選手同士の意思疎通が難しいように感じられるシーンも多々見られました。
ボールに込められたメッセージ、身振り手振りで互いの意志を伝えようとするのは限界があるように思います。
どう伝えればいいのか?
個人的に外国人選手とコミュニケーションを取り、彼らが何を考えているのか、どのようなプレーを好むのか等を少しではありますが、知ることが出来ました。
トレーニングの際に外国人選手にどのようなコーチングをすれば良いのか迷う時もあります。
理由は彼らは私たち日本人とは異なり、多様な背景を持っている場合がほとんどだからです。そのため、彼らの考え方には宗教的な要素であったり、民族的な要素が深く関わっています。
もちろんサッカーをチームとしてプレーしていく中で「良いプレー」、「あまり良くないプレー」を明確にする必要があります。その際にどのようなコミュニケーションを取っていくのが彼らと良い関係を構築していく中で大切な要素になっていくのかということを学ぶことが出来ました。
ストライキで交通手段が、、。
日時的な面では、日中はだいぶ暖かくなってきました。しかしまだまだ夜は冷えるので結構寒いです。
また、最近はストライキが多発しているので普通の日常生活を送るのにも少し苦労しています。ストライキは日本ではあまり聞かない言葉ですし、なかなか遭遇しないので海外ならではの体験をしているなと感じています。
ちなみにストライキについて気になって大学や高校の校則を見返してみたところ、しっかりとストライキ等による交通手段が止まった場合の学生に対する措置が記されていました。
ドイツ、日本とふたつの国にそれぞれ良いところもあれば不便なこともあります。
それらも含めて様々なことを吸収できるように日常を大切にしていこうと思いました。
今後も積極的に選手とコミュニケーションを取り、日本人選手と外国籍選手がよりよいプレーができるように日々頑張っていきたいと思います。