こんにちは！インターンスタッフの龍之介です。

まず前回のブログで、「次回、DSHテストの結果を報告します！」とお伝えしたのですが、結果発表が一月中旬になるため、少々お待ちください。

日本には帰らないため、自分の代わりに家族に初詣で良い結果をお祈りしてもらうこととします。

さてドイツでは12月に入りクリスマスムードが一気に高まってきました。多くの都市ではコロナパンデミックの影響で今年もクリスマスマーケットを中止するところが多くなっていますが、マインツでは今年はまだクリスマスマーケットを継続中です。

日本ではクリスマスやお正月が近づくにつれ、お家のこたつでお餅でも食べながら特番を観る時間が増え、運動不足になりがちの方も多くいられるのではないでしょうか。

ということで今回はドイツの大学スポーツを紹介します。

そもそもドイツの大学には部活やサークルがあるのでしょうか？

答えは、ありません。

日本では部活でスポーツをするために大学に進学したり、さらにそこで活躍してプロの道に進む人もいれば、大学のサークルを楽しみにしている新入生も沢山いると思います。

しかし部活やサークルのないドイツの大学には「Hochschulsport」あるいは「Unisport」というものがあり、多くの学生がこれに参加し、スポーツを楽しんでいます。

大学によっては、学期を通して「Uni-Liga」と呼ばれる学内の大会が開催されているところもあり、友達同士でチームを作り、それに参加することもできるようです。

通常のHochschulsportではサッカーやバレーボール、卓球などの球技はもちろんのこと、ヨガ、ダンス、登山、水泳、さらには柔道、剣道など日本発祥のスポーツといった様々なコースが提供されており、週に1、2回大学のグラウンドや体育館を利用して行われます。

コースには基本的に初心者、経験者、男女問わず登録できます。

またコロナの影響もあり、最近ではオンラインのコースもあるようです。

自分はサッカーに参加したかったのですが、すでに定員に達しており登録できなかったので、フットサルに参加しています(サッカーなどの人気スポーツは登録開始後、数十分で直ぐに定員に達してしまいます)。

またHochschulsportには学生は無料あるいは格安(以前交換留学していたフライブルク大学では5€/学期くらいだったと記憶してます)で参加することができます。

外部の方も参加することができますが、その場合は参加費を支払う必要があります。

ちなみにHochschulsportでは日本の大学の部活やサークルと違い、飲み会やイベントなどはなく、スポーツを行った後も各々さっさと家に帰って行きます。

そこら辺はドイツ人らしく、とてもあっさりしています。

しかし、Hochschulsportは留学生にとっては共通の趣味やスポーツを通してドイツ人や他の国々の学生と知り合ったり、コミュニケーションを取ったり、友達を作りるには最適な場所だと思います。

実際に自分もHochschulsportのサッカーやフットサルを通して友達を作ることができました。

皆さんもドイツの大学に留学する機会があれば、ぜひHochschulsportに参加して色んな国の学生とスポーツを楽しんでみるのもいい経験になると思います。

という訳で、冬場は様々なウイルスが流行りますが、これらに負けないようにスポーツや身体を動かして免疫力を高め、有意義なクリスマスと年末年始をお過ごし下さい。

Frohe Weihnachten und einen guten Rutsch ins neue Jahr! 🙂

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