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名古屋グランパスユース出身/天皇杯出場 兵藤健斗選手にインタビュー!

2021.03.06

名古屋グランパスユース出身/天皇杯出場 兵藤健斗選手にインタビュー!

今週と来週に亘って兵藤健斗選手のインタビューをお伝えします。

今週は兵藤選手の性格、生活などプライベートな質問に答えてもらいました。

Q1. サッカー以外での趣味

宇宙や地球の歴史を知る事。

宇宙の起源や、構造、恐竜がいる時代の世界についてすごく興味があるので、時間がある時はYoutubeで1時間ぐらい、分かりやすく説明されているビデオをひたすら見ています。

未知の世界で、想像できない自然の力が働いていることに魅力を感じます。奥が深く、まだまだ真相が分からないことが多い為、その点も惹きつけられるポイントです。

Q2. 子供の頃の夢

もちろんプロサッカー選手でした。サッカーを始める前の小学校2年生までは恐竜博士になるのが夢でした。僕はかなりのインドア派で、一人でお絵かきをしたり、今でも趣味になっている恐竜についての本を読んだり、恐竜の模型で遊んだりしていました。

Q3. 子供の頃から変わっていない所

負けず嫌いな所はずっと変わっていません。それはサッカー以外でもです。例えば、小さい頃はじゃんけん一つでも全力で挑み、勝てば大喜びをし、負ければ全力で悔しがります。

負けたくない気持ちはいつでもあり、練習の時にもそれは全面に出ます。負けた時は悔しいですが、自分の性格上、腐らずに逆にそれがモチベーションになっています。ですので負けず嫌いな所はサッカーをする上で必要な要素だと思っています。

Q4. 休日の過ごし方

一人で好きな音楽を聴きながら散歩をする事です。

よく聞くのはミスチル、MONKEY MAJIKなどの少し前の曲です。母の車で流れてたのが影響していると思います。逆に今流行っている曲は散歩の時にはあまり聞きません。

散歩コースは今住んでいる地域を1時間ぐらい歩きます。3km離れたマインツの中央駅まで行くこともありますが、ほとんど近所で済ませます。散歩中は特に考え事をせずに、歌詞に集中して、たまに気づかれないくらいに歌を口ずさむ時もあります。

Q5. 何をしている時が一番幸せ?

単純ですが、グミを食べている時です。本当は日本のグミが大好きなのですが、ドイツでは手に入らないのでハリボーで我慢しています。

サッカーでは、ミニゲームしている時です。僕はあまり人とわいわい盛り上がることは少ないのですが、この時だけは自分をさらけ出して、心の底から笑って楽しむことが出来ます。

Q6. 自分の性格を一言で表すと?

喜怒哀楽が激しいと思います。良く言えば自分の気持ちに正直で、相手に自分の気持ちが伝わりやすいと思います。それでいて気持ちの切り替えが早いので、嫌なことがあっても寝たら忘れることが多いです。

基本的に周りの小さなことにはあまり気を取られず、自分の興味がないものにはとことん興味がなく、たまにそれが態度で出てしまいます。そこはあまり良くない所だと自分でも認識していて、気をつけないとと思っています。

Q7. 友人は健斗のことをどんな性格だと思っている?

すぐ顔に感情が出て、楽観的と、この前言われました。

先ほども言ったように、自分は感情がすぐ表に出るので、他人から見ればわかりやすい性格だと思います。楽観的というのも合っていて、僕はそんなに深く考えるタイプではなく、厳しい環境にいてもあまりネガティブにならず自分の気持ちを早く切り替えて前に進むことが出来ます。

Q8. 健斗にとってサッカーとは?

シンプルに「世の中の何よりも好きなこと」です。

小さい頃からずっと続けていて、もう生活の一部になっています。

サッカーを中心に生活をしていて、朝起きてからの食事、考え事、友達もサッカーで繋がったメンバーで、ほとんどサッカーの話をしています。僕からサッカーを取れば何も残らないのではないかと思うぐらい、サッカーにのめりこんだ生活をしています。

Q9. サッカーの楽しさはとは(サッカーを知らない人に説明するとしたら何を伝えるか)?

基本的なルールはシンプルなのに奥が深い所です。

相手と駆け引きがあって、目の前にいる相手だけじゃなく、ピッチ全体の相手選手の動きを把握し、それに対して自分が瞬時に対応しないといけません。

その瞬間しゅんかんの判断を自分で行い、いつも正解があるわけではなく、自分の判断で結果が大きく変わることもあるというのが面白い所だと思います。

決まりきった形がなく理論で全て説明出来ない所が僕が思うサッカーの魅力です。

Q10. なぜプロになりたいのか?またプロになれると思う自信は?

小さい時から続けてきたことであり、自然とプロになることが夢になりました。自分の好きなことをしてお金をもらうこと以上に幸せなことはないと思いますし、プロになればもっと上手い選手と対戦できるので、現状に満足せず、やるからには上を目指したいと思っています。

自信があるかどうかというよりかは、プロになれないのは考えたことがありません。どちらかというとプロになるのが当たり前と思って、どれだけそれの目標に早く近づけるかというのが、自分の課題だと考えています。

確かに今思うと、2018年の天皇杯に名古屋グランパスで試合に出れた時に少し自分に自信がついたのかもしれません。しかし、それと同時にプロのレベルを自分の肌で感じ、自信をなくしたのも事実です。しかし、他の人がなかなか経験出来ないことを自分は体験出来たことは自信になっていると思います。

日本を離れ、ドイツに来てからも、ずっと応援してくれる人がいるのもプロになりたいと思う理由の一つです。その応援をプレッシャーには思うタイプではなく、むしろこれだけ応援してくれる人がいるのは幸せなことですし、余計に頑張ろうと思わせてくれます。

Q11. 好きな言葉、座右の銘

いつでも自分に負けている人は何も掴めない

これはMONKEY MAJIKの曲で、2006年にドラマ「西遊記」の主題歌になった「Around The World」の歌詞の一部です。

自分はめんどくさがりやな所もあるので、日常生活でしないといけない事があるけど、面倒と思う時にこの歌詞を思い出し、モチベーションを上げています。

サッカーでは、特に夏の暑い時の試合前によく聴いていました。暑さに負けたら何も達成しない、暑さを言い訳にするな!と自分に言い聞かせて試合に臨んでいました。

来週は兵藤選手のサッカー人生についてより深くお伝えします!乞うご期待!!

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