2021.01.19
ブンデスリーガ観戦ガイド
今日は今まで観戦したブンデスリーガの試合の様子、チケット入手方法などお伝えしていきます。私が今まで観戦したブンデスリーガの試合は3試合。
1試合目は2016年、1週間ドイツに旅行しに来た際に観戦したフランクフルト対ボルシア・ドルトムント戦。2試合目は2017年ドイツに移住してきて2ヵ月後のドルトムントのホーム戦(相手チーム忘れました)。3試合目が2020年のボルシア・メンヒェングラードバッハ対フランクフルト戦。
特に好きなチームはなく、自分のスケジュールに合う、有名で、そして日本人選手がいるチームというミーハーな選び方でしたが、5万人以上収容のスタジアムで、雰囲気から試合内容まですごくハイレベルで、これがドイツブンデスリーガかと圧倒されました。
私は幼い頃からサッカー観戦が好きで、特に会場の階段を上ってピッチ全体を見下ろす瞬間が大好きです。ブンデスリーガのスタジアムでピッチを見下ろした瞬間は、言葉では言い表せれないくらいの感動で今まで以上に鳥肌が立ったのを覚えています。
3試合ともメイン側の上の方の座席や、コーナーの位置の席など、安く(だいたい€45=¥5,500ほど)安全なシートを選びました。というのも、有名なチームのチケットはとにかく高い!(€100以上=¥12,000以上するチームも)しかも一般販売はされていない場合や、されていてもすぐ売り切れてしまう場合もあるそうです。安全なシートというのは、バックスタンドやアウェー側の座席以外という意味です。特にバックスタンドはコアなファンで陣取られているため、楽しく平和に観戦したい人には合わないと思います。
フーリガンといって暴力的な行為を行う人もいて、試合前から終わりまで注意が必要です。その為、試合会場に入る際のセキュリティーチェックも厳しく、ボディータッチをして入念にチェックされます。スタジアム周辺も大きな銃を持った警察官が周りを警備しており、その多さに逆に怖さを感じたのを覚えています。
チケットの購入方法もJリーグとは違い、ホームチームのホームページから直接購入します。クレジットカードやPaypalで支払い後チケットの受け取り方法を選ぶのですが、日本の様にコンビニでのプリントアウト等という方法ではなく、直接住所に届けてもらうか、会場での引き換え、またはEチケットになります。海外から購入の場合は、受け取り方法が限られている場合もあり、当日会場での引き換えになっているケースが多いと聞きました。私が2016年にドイツへ旅行中は、滞在予定のホテルに届くように設定し、あらかじめホテルに連絡を取り、受け取ってもらえるように頼んでおきました。
スタジアムでの外ではドイツらしいビールやプレッチェル、ソーセージが売られており、初めて観戦したフランクフルトの試合会場では、あらかじめECカードをブースで購入し、そこにお金をチャージし、売店ではキャッシュレスで支払いをするというシステムでした。地元ファンにとっては便利である反面、私達のような日本から来る観光客にとっては少し面倒ですが、これがないと買えないので、仕方なく購入しました。
スタジアムへの交通機関ですが、ブンデスリーガの試合ではその日のチケットを持っていれば公共交通機関を無料で使えることが出来ます!(もちろん範囲は決まっていますが)これはすごくお得で便利です!ただ帰りの電車やバスの中はアルコールの匂いと、電車やバスが揺れるほどのチャントがあるので覚悟が必要です。
ブンデスリーガはどのクラブも熱狂的なファンばかりで、地響きのような歓声とワンプレーごとの拍手やブーイングなど、本当にサッカーを知っているファンばかりで、サッカーファンならぜひ一度行ってみる価値があります。
試合だけでなく、ドルトムンドのサッカーミュージアムやバイエルンミュンヘンのスタジアムツアーなどサッカー関連の施設がたくさんあり、ドイツに訪れた際にはお勧めです。
現在はコロナウイルスの影響でブンデスリーガは無観客試合が続いています。状況が一刻でも早く収まり、またスタジアムで観戦できる日が来るといいなと思っていますが、私はそれよりも今はバサラマインツの試合が早く見れることを願っています!