2020.12.22
ピンチをチャンスに
今年も残すことあと9日となりました。例年なら、チームで前期リーグ終了のクリスマスパーティーを行う時期ですが、もちろんコロナウイルスの為出来ません。数日前からドイツでは、イギリスをはじめとする欧州各国でコロナ変異種の感染が広まっているというニュースで話題が持ちきりとなっています。
今週のインターンスタッフブログではドイツが今どんな状況なのか、一個人としてどのような生活を送ってきたのか少しお伝えできればと思います。
現在ドイツは1週間ほど前に過去最高の感染者数を記録し、クリスマスには一旦緩められる予定であった制限措置が一転、厳しいロックダウン状態(食料品や、生活必需品を取り扱っている店以外は営業禁止)になりました。マスクは公共空間、市街中心部、人通りの多い場所での着用を義務付けられています。着用率は増えたものの、やはりマスク着用義務がない場所ではマスクを外す人が多く見られます。これから欧州はクリスマスの為、人の行き来が増えていくので、先行きが不安です。
この1年を振り返ってみると、ほどんどの人がそうだと思いますが、コロナに翻弄された年であったと思います。ネガティブな面ばかりが話題になりますが、ポジティブな面もあったのではないかと、つい最近、選手のインタビューをしていて思いました。木曜日更新される、内容を少し公開することにますが、その選手は「コロナの影響は大きいし、大変だけど、これをチャンスとも見てる」と言っていました。
確かに今まで時間がなくて出来なかったこと、または言い訳をして後回しにしてきた事をやることが出来るチャンスです。そして、比べるのは自分とであって、この期間にどれだけやったかで回りと差がつきます。また、新しいことに挑戦したり、趣味を見つけたりして、生活を豊かに出来るチャンスでもあります。
私は大学生で3月からオンライン授業になった為、ほぼ自宅での生活でした。まずは家で出来る事を探し、思いついたのが家庭菜園でした。祖父母が農家であった為、幼い頃から手伝いをし、知っているつもりでしたが、いざ一から自分で作るとなると想像以上に難しく、苦労が少し分かったのと同時に、農業について以前より興味を持つようになりました。自分で作った野菜を収穫し食べるのは、とても楽しくいい経験になりました。
その他、私は食べることが好きなので、以前よりも料理をするようになりました。特に、以前は一緒に住んでいた多国籍の学生達と、毎日それぞれの国の料理や定番料理を一緒に作り食べれていたのは、コロナの時期に多くの人が孤独感にかられる中、幸せなことであったなと思います。
最後に、今まで後回しにしていたドイツ語を毎日勉強し始めることが出来たのも、コロナがきっかけでした。びっくりする程の進歩はないですが、少しずつ新しい単語が増えたり文法を理解出来たりしているので、これからも続けていきたいと思います。
皆さんはコロナをきっかけに何か新しく始めた事はありますか?もし宜しければ、フェイスブックやインスタグラム、ツイッターのコメントで教えてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。