2020.12.01
ドイツのクリスマス文化
こんにちは!インターンスタッフの駒留です。
今日から12月の始まりです。
12月と言えばクリスマスを思い浮かべる方が多いと思います。マインツの街も先々週からクリスマスイルミネーションが始まりました。
そこで今日はドイツのクリスマス文化について紹介します。皆さんが思い浮かべるクリスマスとは少し違い、新たな発見になるかもしれません。
まず一つ目は「アドベントカレンダー」です。
「アドベント」とは本来イエス・キリストの降誕を待ち望む待降節のことであり、11月30日に最も近い日曜日から、クリスマスイブまでのことを指すそうです。
アドベントカレンダーで1から24まで数字が書いており, 1日ごとに箱の小窓を開け、チョコレートを食べるというものです。代表的なものとしてスーパーマーケットで売っているチョコレートカレンダーがあります。その他には小さなシャンプーやボディークリームが入ったカレンダー、香水、コーヒー豆、紅茶、スパイス、小さなおもちゃのカレンダーなど様々です。また、手作りのアドベントカレンダーを家族や友人に送ることもあるそうです。
2つ目の「アドベントクランツ」は日本ではあまり知られていないかもしれんません。
4本のろうそくとリースで出来ているもので、アドベントの期間(クリスマスからさかのぼって4週間前から)、毎週日曜日1本ずつろうそくをつけていき、クリスマスまでを待つというものです。アドベントカレンダー同様11月から売り出されますが、自分でオリジナルのものを作る人もたくさんいるそうです。
最後に、12月6日は25日と同様にドイツのクリスマス文化で重要な日です。「聖ニコラウスの日」と呼ばれ、諸説あるもののサンタクロースの起源になったともいわれているそうです。本来は、5日夜にブーツを磨くか、靴下を用意して、眠りにつき、翌朝靴下の中に入っているチョコレートやオレンジを見つけるというのが定番だそうです。
1年間善い行いをしたものだけにご褒美が与えられ、そうでない場合は聖ニコラウスのお供である「クネヒト・ループレヒト」が悪い行いをしたものを叱るのだとか。
ドイツ近隣の国ではまた違ったクリスマス文化があるようなので、調べてみるのもおもしろいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた来週。