BASARA MAINZ

ドイツの大学生活

2020.11.24

ドイツの大学生活

こんにちは!インターンスタッフの駒留です。

今日のインターンスタッフのブログのテーマは、ドイツの大学生活の中身についてより詳しくお伝えします。

私の在籍している大学はドイツ語ではHochschule(英語ではUniversity of Applied Science) となりUniversityと比べて小規模でより実践的なカリキュラムが組まれています。

例えば、選択科目は少なく同じ学部の生徒はほぼ決められた科目を履修します。200人の大人数クラスは稀で、少ないと20人以下、平均30人ほどで授業を受けます。

具体例として、こちらが私の4学期目の時間割です。(2019年冬)

月~木は比較的早く授業が終わるのでグループワークのミーティングや買い物、友達とカフェに行ったりしていました。その他、ドイツ語のクラスや会話練習、週末の夜はアルバイトをしていました。

ドイツの大学(欧米の大学)では毎回課題というものはほぼなく、次の授業の為の予習で、少なくとも30ページ以上ある参考書を読むように言われますが、強制ではなく、チェックもありません。ただ、教授は読んでいる前提で授業を進めるので、授業の内容が理解出来ず時間を無駄にするという事が私には何度もありました。授業が終わった日か次の日に復習と予習をしないと、その次の日には他の授業の復習、予習があるので、どんどん溜まってしまいます。私はやはり他の学生と比べて、英語でインプット、アウトプットが早く効率的に出来なく、時間が誰よりもかかり、おまけに怠けている所があるので、いつもテスト前に大変苦労します。ドイツの大学の試験は最初から最後までと幅広く、本当に理解していないと解けない問題がたくさんあります。

聴講形式の授業だけでなく、プレゼンテーションやシミュレーションなど実践的な形での授業もたくさんありました。それらは大規模の大学ではなかなか実現しないことであり、小規模大学の利点であると思います。

成績が優秀な学生は、やはりアウトプットが上手く、学んだことを自分でもう一度まとめたり、言葉に出して自分に説明したりという方法で身につけていました。また、難しい内容の授業でもできるだけ日常生活と結び付けて、実際にこれを学ぶとどんなことが理解できるようになるのか、目的を持って学んでおり、彼らの姿勢を見て、勉強になることがたくさんありました。

これは大学の授業に限らず、外国語の習得や、もしかするとサッカーにも言えることかもしれませんが、毎日コツコツ努力すること、目標を立てて自分に合ったモチベーションでとことん追求することはとても大切なことだとドイツでの大学生活を通して学びました。海外の大学での勉強は、忍耐力がいりますが、周りからの刺激も多く、向上心のある方、または向上心を高めたい方にはもってこいの環境なのではないかと思います。

また何か役に立つ情報をここでお伝えできるよう1週間考えていきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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