BASARA MAINZ

試合レビュー 第1節 vs TSV Gau-odernheim

2020.09.08

試合レビュー 第1節 vs TSV Gau-odernheim

どうも!ドイツでは遂にリーグ戦が始まりました。コロナの影響で中断してから約半年、正直言うと長かったです。笑
ですが多くの人の協力があって再びサッカーができる様になったこと、当たり前は当たり前ではないということ、サッカーが出来ることに感謝してプレーしていきたいと思います!

リーグ戦第1節はアウェイでの平日ナイトゲームとなりました。昨シーズンは1勝1分けと勝ち越しで終えたGau Odernheimが相手で、前回のアウェイでの試合はものすごい小さいピッチでの試合ということもあり、ロングボールを多用する戦術から2-0で勝利を収めています。今回もその小さなピッチでの試合ということでワントップにHaris Beslic選手を起用、前回と同じく長いボールを彼に集めようということで試合に入りました。試合開始直後から指示通り、Haris選手に向かってロングボールを蹴っていきます。相手のGau Odernheimも大きな選手を真ん中に置いて準備していましたが、そんな中高確率で空中戦に勝つことに成功します。すると狙い通りの形からBamba選手、Kaul選手が抜け出しチャンスを作ることに成功しますが決め切ることができません。次第に中盤で数的優位を作られ、ボールを持たれる展開が長くなってきます。前半終了間際には相手のセットプレーなどからピンチを招きますが、チーム一丸となって守り切り両者譲らず0-0で前半終了。

後半は中盤の数多的不利を解消すべく、3バックの真ん中で出場していた自分が一つ前に押し出す形でワンボランチに。これがうまくハマったかなと思った矢先の59分、2枚のイエローカードをもらい私自身が退場してしまいます。チームをまとめ引っ張っていく立場で退場し、大変申し訳なく、そして恥ずかしい思いでいっぱいでした。ただここから何かを学ぼうと思った時に、これからバサラにも日本人選手が来るかと思います。本当に痛かったかどうか、もはや当たったかどうかは別にして、この時の相手選手には骨が折れたんじゃないかと思うくらい叫ばれました。審判も人間ですので、いろんな感情を持って試合を捌きます。私自身ドイツに来て長いですが、ドイツ人は勝負事に対してものすごくクレバーだと感じます。ファウルをもらうために、カードを出させるために、時間を稼ぐために様々な手を使います。日本人からしたらフェアじゃないじゃないかと思うかもしれませんが、以前日本人選手がペナルティーエリアの中で倒れなかった時にはものすごい勢いで怒られたことを覚えています。今後ドイツに、海外にチャレンジしようと思っている選手はその点でも差を感じるかもしれません。

話が逸れてしまいましたが、1人少なくなったバサラでしたが、他の選手たちの頑張りもあり、どちらが少ないのか分からないほどのプレーを見せてくれました。ただカウンターから失点してしまいます。そんな中でも諦めずにプレーする選手たち、そしてその頑張りが89分に報われます。Alperen選手のスーパーミドルシュートがゴールに突き刺さり同点に追いつきます。ベンチの選手たちも飛び出して喜びました。がしかし、サッカーとは分からないもので、その1分後に右サイドを破られて角度のないところからシュートを打たれて失点してしまいます。結果、2ー1での敗戦となりました。

今現在、写真としても映像としても皆さんにお届けできていない中、良い結果を報告したかったのですが、残念ながら次回に持ち越すことになりました。ですが下を向いている暇もありません。山下監督も、試合後の悔しそうな選手たちの表情を見て、このチームはまだまだ強くなれるとおっしゃってくれました。また1週間良い準備をして、ホーム初戦いい結果をみなさんに報告できる様に頑張りたいと思います。

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