2020.02.07
新加入選手自己紹介ブログ 奥野選手編
どうも。ドイツで「ひろ」と呼ばれている、奥野貴大(おくのたかひろ)です。
今からサッカー人生とドイツについて話します。長くなるとは思いますが、宜しくお願いします。
2つ上の兄の影響で小1からサッカーを始めました。有り難い事にトレセンに選ばれたり、全国大会に出たり、サッカーしていてもあまり体感できないステージでサッカーをする事ができました。でも、怪我が多く、手術も2回したし、主将を務める事が多かったからか、人との関わりで悩んだ事もありました。ただ、今となってはそれも含めて全て、人生において良い経験で、サッカーをやって良かったと感じているし、プロになれていないのは全て自分の責任だとも思っています。周りがどうこうというより、結局やるかやらないかは自分次第だと思うので。
僕がドイツに来た理由は、単純に行きたいと思ったから、海外でサッカーしたいと思ったからです。数年後の未来を考えるのが苦手で、それなら今できる事をやろうってゆう考えの人間なので、今できていないのに何年後はこうで数年後はこうでって考えても結局無駄だと思います。未来を考える事は大事だけど、自分がそれを考えた所で結局出てくるワードが「安定」。
僕の親友が「安定は安く定めたモノ」とよく言います。安定は30過ぎてからでいいし、今出来る事は確実に限られています。自分の人生を安くするのは自分的になんか違うし、ギリギリの所で就職先の内定を断って、後2〜3年、人生の冒険をするのも悪くないと思います。冒険と言っても、プロサッカー選手を目指せる環境に身を置けてるからもちろんプロを目指します。サッカーを始めて16年、ここまでサッカーを好きになれたのは、良き指導者に出会えた事や一緒にサッカーした人達、認めてくれる友人、応援、期待してくれる第2の家のような存在の人達、そして、挑戦させてくれる両親や少しでも良い情報を与えてくれる兄弟のおかげだと思いますし、とても感謝しています。
父がよく言う、「頑張らんでええねん。やったらええねん」。良い報告ができるようなストーリーを作って、やる事やってから日本に帰ります。 帰ったら一緒にお酒を飲みましょう。