2019.11.14
選手インタビューブログ 澁谷和平編 前編
Q.軽く自己紹介をお願いします。
「初めまして。澁谷和平です。2015/16シーズンにバサラマインツに在籍し、その後TSG 1846 Bretzenheim(7部)で1年プレーし、次の年から2年間BVF Hassia Bingen(6部、5部)でプレーしました。そして今シーズンからまたバサラでプレーしています。」
Q.まずはバサラマインツに来ることになった経緯を教えてください。
「自分は高校卒業後、18歳でドイツにやってきました。バサラに来てプレーすることになった経緯は、そもそも海外でサッカーをしたくて、というのも大学に進学したいという気持ちもなくてだったら海外でチャレンジしたいと思っていたので。そこで中学の頃のコーチに相談したところ岡崎選手と知り合いで、そこからバサラを紹介してもらいました。」
Q.バサラマインツに在籍して、自分自身どのように変化(成長)しましたか?
「10部時代に1年間いて、サッカー面で変化したところは1対1の部分です。日本だと1人でボールを奪い切ったり、局面を打開するというよりは、チームでボールを奪いチームで崩すことを学びましたが、ドイツではそういった戦術面も大事なのですがまず第一に1対1で負けないということが重視され、そこで勝てる選手になるようにと何度も言われました。1年目はそこを意識して取り組むようにしていました。生活面での変化は、初めは高校卒業後だったので、何もわからない状況でふわふわしていたかなと今振り返ると思います。そんな中で(当時の)日本人寮に選手数名と住んで、互いに刺激し合いながらの生活の中で、自分をコントロールしてサッカーに集中することができるようになりましたし、視野が広がり少し余裕を持てるようになりました。寮の同部屋だった選手が同い年で、いいライバル関係としてお互いが意識し合っていたこともあり、彼が規則正しい生活やドイツ語を一生懸命学んでいる姿に自分も負けてられないという気持ちを持つことができました。それはとても大きかったと思います。」
(TSG 1846 Bretzenheim・BVF Hassia Bingenでのインタビューは後編で掲載いたします。)
Q.今シーズンからまたバサラに戻って来ましたが、その理由はなんですか?
「昨シーズン自分は5部で全然試合に絡めていなかったので、もう一度6部で試合に出て結果を出して上に行こうという風に考えていました。その時にバサラが丁度6部に昇格して。喬さん(山下監督)と話をして戻ってくることになりました。喬さんは選手のことをちゃんと見てくれますし、信頼できる監督のもとでやれるという事も要因のひとつでした。」
Q.今の自分の現状は自分自身どう捉えていますか?
「今シーズンの初めは試合勘が全然なく、思うようなプレーが出来なかったです。本当に自分の体か?と思うくらい。笑 最近は少しずつ試合感も戻ってきたので調子は上がって来つつあるとは思うのですがまだまだ完璧ではないなという感じです。この間も初めて両足が攣ったりして、足りないなと感じました。チームでの立場としては、新しく来た日本人選手とドイツ人選手との間に立って、コミュニケーションをとったりする立ち位置です。ドイツ5シーズン目でドイツ語はある程度話せるので、架け橋として日本人選手とドイツ人選手をつなぐ役割を積極的に行っています。」
次週、後編(TSG 1846 Bretzenheim・BVF Haasia Bingen)を掲載いたしますのでお待ちください。