Verbandsliga 19.Spieltag
FC BASARA Mainz 3-0 SV Steinwenden

前節、前々節とアウェーで連敗を喫し、3試合ぶりの勝利を目指す8位バサラマインツはホームに13位SV Steinwendenを迎えました。

またこの日は、クラブ創設から10年に渡り、使用してきたホームグラウンドの最終戦ということもあり、多くのサポーターやOBが駆けつけ、これまでお世話になったグラウンドでのホーム最終戦を見届る中での試合となりました。

試合は４−４−２の相手チームに対して、４−３−３で臨んだバサラマインツは立ち上がりからアグレッシブに戦い、主導権を握ることに成功します。

前半９分、右SB6番のオットマン選手のスルーパスに２列目から抜け出したMF29番福原選手が相手GKと１対１の決定機を迎えます。思い切りよく振り抜いた右足の強烈なシュートは一度は相手GKに阻まれるも、こぼれ球を福原選手が再び中央にクロスを上げ、そのボールをCF9番カレッド選手が頭で押し込み１−０に！

その後もアンカーで出場したキャプテン奥田選手を中心に、ボールを保持しながらゲームを優位に進めていきます。しかし、最後のクオリティーが足りず、相手ブロックを崩しきれません。時間が経つにつれ、徐々に試合のペースが相手に移っていきます。アウェーチームの正確なワンタッチでの連携プレーにプレスをかけられず、中盤でのセカンドボール回収でも後手にまわり始めます。

そのまま前半を１−０で折り返したものの、流れを変えたいバサラマインツはハーフタイムに３−４−３にシステムを変更。岡崎監督は、ハーフタイムに各選手のタスクを整理させ、後半に臨みます。

狙い通りにゲームの主導権を握り返したバサラマインツは、後半14分にMF福原選手のスルーパスに抜け出したCFがカレッド選手が相手GKとの１対１を冷静に沈めこの日２点目をマーク！カレッド選手のリーグ戦７ゴール目でスコアを２−０とします。

その後も終始ペースを握り続けるバサラマインツは、試合終了間際の後半43分に、途中出場のWG19番ベネット選手が強烈なミドルシュートをゴール右下に突き刺し３−０！ベネット選手のバサラ加入後初ゴールで試合を決定づけました。そのまま３−0で試合は終了し、3試合ぶりの勝ち点３を獲得。ホームグラウンド最終戦で有終の美を飾りました。

この試合を受けて、バサラマインツは8位を維持。首位との勝ち点差は「14」です。

次節はアウェーで降格圏の16位につけるTuS Steinbachと対戦し、連勝を目指します。

GO！BASARA!!

試合詳細

【スターティングメンバー】
GK
1.Felix Pohlenz（フェリックス・ポーレンツ）
DF
3.Takahiro Okuno（奥野 貴大）
6.Otman Jaatit（オットマン・ジャーティット）
13.Espen Lautermann（エスペン・ラウターマン）
15.Ibrahim Sho Katende（イブラヒム・聖カテンデ）
MF
7.Yuya Okuda（奥田 祐也）
27. Ali Ömer Sengül(アリ・ウマー・セングル)
29．Daisuke Fukuhara（福原 大亮）
FW
2.Takuto kishi(岸 琢人)
9.Khaled Abou Daya（カレッド・アブダヤ）
11.Joscha Marzi（ヨシャ・マルツィ）

【ベンチメンバー】
GK
Yuzuki Morioka(森岡 佑月)
FP
Mikail Ünal（ミカイル・ウナル）
Kamron Vaughn（キャムロン・ボーフン）
Seiya Izumi（泉 聖也）
Johann Bennet Schürer（ヨハン・ベネット・シューラー）
Takuto Matsui（松井 拓都）
Haris Beslic（ハリス・ベスリッチ）