2024.03.08
【海外サッカー指導者インターン】夢を追うサッカー通訳への道【2024年2月】
初めまして鵜飼元哉と申します。この度バサラマインツさんの方で指導者の勉強をさせていただくことになりました。ここで勉強したこと、感じたことを週に1度ツイートさせていただいたり、月に1回このような形で文章で皆さんと共有できればと思っていますのでぜひともよろしくお願いいたします。
なのでまずは僕のことを知ってもらうために自己紹介をさせてもらえたらなと思っていますので、少々長い文章になってしまうかもしれませんが、最後までお付き合いしていただけたらなと思います!!
サッカー人生の旅路:父の遺産と多様性の価値
サッカーとの最初の出会いは父のです。休日はいつも父が私を公園に連れて行き、サッカーをしました。父の美しく力強い蹴り方に憧れ、サッカーへの情熱が芽生えた記憶しています。
U-12時代は海外クラブのアカデミーに所属し、多文化な環境での挑戦が始まりました。様々な指導法に触れ、当時は苦労も多かったですが、その経験が私のプレースタイルを広げ、予測力を養ったと思います。
カテゴリーを1つ上げ、U-15での経験は更に難易度が高まりました。一緒にプレーしていたチームメイトが少なくなる中、ひたすらもがいていたと思います。そしてこの時期、コーチからはサッカーだけでなく、人としての成長も促されました。また、GKとしてのトレーニングを始め、父からは基本技術から守り方まで学びました。
この時期から得た最大の教訓は「多様性の理解」です。父から「どんなやり方でも理解できれば、どの国でもサッカーができる」という言葉を受け、異なる考え方を受け入れる大切さを学びました。
審判としての旅:偶然から学びへ
私が高校で審判として歩み始めたのは、予想外の転機からでした。本命の学校への進学はかなわず、結局は姉妹校に進むことに。そこではサッカーを本格的にはできませんでしたが、古巣のU-15チームから「助けてほしい」と連絡があり、サッカーへの情熱が再燃しました。
スクール事業の運営を手伝いながら、中学3年の時に取得した審判資格を活かしてリーグ戦で審判を務めることに。この経験が、指導に役立つと感じ、審判活動を続けるきっかけになりました。
審判としての活動と通して本当に多くのことを学ぶことができたと思っています。県の審判員育成アカデミーでの研修、上位カテゴリの試合での経験は、フィジカル要素や試合運びの知識を深め、競技規則の理解を深めました。これらは、将来的に指導者としての視野を広げる貴重な財産となりました。
メニコンカップの経験
審判員としてメニコンカップへの出場は予期せぬ出来事でしたが大きなチャンスでした。週末ごとに試合を担当していたので、主審としての割り当てを期待していましたが、実際には副審の役割が多かったのですが、この経験から、サッカーの試合運営における多角的な視点を学び、試合の流れや選手の動きをより深く理解することができました。
高校サッカー選手権での役割
一方、高校サッカー選手権では第4の審判員としての役割を務めました。この経験からは、選手交代や試合の流れの管理といった裏方の重要性を学びました。また、試合後の勝利と敗北の反応を見て、サッカーがもたらす感情の大きさを実感しました。
学んだ教訓と将来への影響
これらの審判員としての経験は、私にとってサッカーの世界における人間性やカリスマ性の大切さを教えてくれました。サッカーは技術だけでなく、人としての魅力が重要であることを改めて実感し、今後、指導者やサッカー通訳としてのキャリアを築いていく中で、これらの教訓を活かし、人間性を重んじる姿勢を持ち続けたいと考えています。
指導者資格取得への道のり
キッズリーダー資格の取得
高校入学と同時に、サッカーの指導者を目指すことを決意しました。偶然にも隣県でキッズリーダー資格の講習会が開催されると知り、早速参加しました。この資格を通じて、子供たちにスポーツの楽しさを伝える第一歩を踏み出しました。サッカー指導者としての基礎を学んだこの経験は、私のキャリアのスタートラインです。
C級コーチ資格への挑戦
大学入学後、年齢制限をクリアし、C級コーチの資格を取得する機会が訪れました。この過程で、過去に支えてくれたコーチからのサポートを受けながら、厳しい選考を経て受講資格を獲得。
コロナ禍の制限の中での受講は困難を極めましたが、この貴重な学びの時間を通じて、サッカー指導者としての基盤を固めることができました。
GKレベル1資格とフットサルC級資格
留学経験を経て、GKレベル1とフットサルC級の資格を取得しました。特にフットサルは留学先での経験が大きく影響し、新たな視点からサッカーを見る機会を得ました。これらの資格を通じて、サッカー指導の幅を広げることができました。
フィジカルフィットネスC級資格
最後にフィジカルフィットネスC級の資格を取得しました。この資格は、選手の体力向上と健康管理の重要性を学ぶために受講しました。過酷なトレーニングを乗り越え、資格を取得することができた経験は、指導者としてのスキルアップに大きく貢献しているのではないかと思います!
これらの経験を通じて、「学びをやめないこと」が指導者として最も大切だと学びました。サッカー指導者としての道は始まったばかりですが、これからも探究心を持って、子供たちにサッカーの楽しさを伝えていきたいと思います。
バサラ参加の動機と将来への影響
参加動機
私がバサラマインツに参加したいと思った主な理由は、日本サッカーとドイツサッカーの融合に魅力を感じたからです。バサラの試合で見た中盤でのボール扱いや、連携プレーの美しさは、日本のサッカーに近い印象を与えました。
また、異なる背景を持つ選手たちが各々の特徴を活かしながらプレーする姿に、多様性の大切さを再認識しました。
経験が将来の目標に与える影響
このバサラでの経験は、将来通訳として活躍する上で大きな影響を与えてくれると思っています。異なる文化や言語背景を持つ人々の橋渡し役となり、互いに理解し合える関係を築くことの重要性、サッカーを通じて多種多様な人々との交流を深め、言葉や文化の違いを越えたコミュニケーション能力を高めることが、私の将来の目標達成に不可欠だと確信しているからです。
将来通訳として活躍する際に、人々を結びつけ、より良い理解と協力を生み出せるようなそんな人材になるために1日1日を大切に過ごしていきたいと思います!
指導者としての将来像と理想
特殊な経歴を活かした指導スタイル
私の経歴は選手時代のFPとGKの兼任、高校時代からの審判員経験など、非常に特殊です。これらの経験は、「知らないことを探しにいく、考え続ける」ことの重要性を教えてくれました。
指導者として、選手たちにはサッカー技術の向上だけでなく、サッカーを通じて「生きていく力」を育てることに重点を置きたいと考えています。
具体的な育成計画と理想の指導者像
具体的な育成計画では、幼児期から多様な経験をさせることを重視しています。
サッカー以外のスポーツや文化、芸能などにも触れてほしいですし、選手自身が気づきや学びを深められる環境を整えることが目標です。
人間性を最優先に考え、選手たちの言動を見守りながら、多様な考え方を尊重する姿勢を伝えたいと思います。サッカーから離れる時には、「何も残らない人物」ではなく、「必要とされる人物」として育成することが私の願いです。
理想の指導者像については、選手を一人の人間として大切にし、サッカーだけでなく生活全般にわたって助言をくれる指導者を目標にしています。サッカー以外にも幅広い知識を持ち、選手一人ひとりに寄り添うことのできる指導者でありたいです。このような指導者になるために、自分自身も様々な経験を積み、知識を深めていきたいと思っています。
通訳としての目標と感謝の表現
通訳としてのキャリア目標
私が通訳として達成したい具体的な目標は、選手が「このクラブに来て良かった」と心から思えるような環境を提供すること、そしてクラブが「この選手を獲得して良かった」と感じるような貢献をすることです。
選手とクラブの間での理解促進と意思疎通をサポートし、最終的にはJリーグ優勝やカップ戦優勝、さらには世界のビッグクラブと戦うクラブの一員として貢献できることを目指しています。
感謝の気持ちを表現する方法
サッカー通訳という職を通じて、私自身が経験してきた困難や、サッカーから離れざるを得なかった人々に希望や勇気を与えたいと考えています。
自分だからこそできる仕事を通じて、自分の存在が他の人にとって何らかの形でポジティブな影響を与えることが、最大の感謝の表現になると信じています。
特に、自分を常に支え続けてくれた家族に対する感謝は計り知れません。父、母、弟への感謝を、自分が好きなことを仕事にして幸せに生きる姿を通じて伝えたいと思っています。
また、これまで私の成長に関わってくださった全ての人々に、感謝の気持ちを忘れず、その支えがあったからこそ今の自分があることを常に意識しながら、通訳としてのキャリアを築いていきたいと思います。