BASARA MAINZ

応援してくれている人たちのためにも〜眞木勇輝〜

2022.08.26

応援してくれている人たちのためにも〜眞木勇輝〜

初めまして! 22歳の眞木勇輝です。

マキやユウキと呼んでください!

好きなサッカー選手はロナウジーニョです。

今回のブログはマキが担当します。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

初ゴールの喜びからサッカーの虜に

私は小学生の時にサッカーに出会いました。他の習い事もいくつかやっていましたが、沢山の人を初めて喜ばす事が出来たのがサッカーでした。

KSSというサッカーチームで初めてゴールを決めて試合に勝てた時に友達や沢山の人が僕の事を褒めてくれ、物凄く喜んでくれました。その嬉しさからサッカーの虜になり、今現在の自分がいます。

小学生時代の眞木選手

ドイツでプロサッカー選手に

私は、小学校から大学まで慶應に通わせていただきました。大学4年生の時には、同期は皆んな就活をしていく中で、私だけは、サッカー選手になるという夢を諦めきれず、就活はせず、サッカー選手になる事を目指していました。

慶應大学ソッカー部時代

私は今までのサッカー人生を通して、これといった結果を残す事があまり出来ませんでした。私は最後に一度だけでも、サッカーの結果で今まで私を支えてくれた人達を喜ばせたくて、サッカー選手を目指すという夢を諦める事が出来ませんでした。

そんな中でサッカー選手としても人としても成長できる環境で挑戦をしたいと強く思い、海外挑戦を決意しました。今まで私は東京で生まれ、小学校から大学まで一貫の慶應義塾に通い、大学を卒業するまで実家で生活しており、ずっと決められたレールの上を歩いていただけでした。そんな決められたレールをただ走るそんな自分を変えたくて、海外という言語も文化も違うそんな環境に身を置いてみるという経験が凄く今後の自分にとって価値あるものになると思い決断しました。


そんな中、日本で開催されたユーロプラスのヨーロッパセレクションを受けることを決め、合格する事が出来て、ドイツのFCバサラマインツに入団する事が決まりました。

私がドイツでチームを探していた理由としましては、大きく2つあり、1つ目は、サッカー選手にとって最高の環境が整っているという点です。ドイツでは基本的にどのカテゴリーであっても各クラブがクラブハウスを保有していたり、天然芝もしくは人工芝のグラウンドはもちろんのこと、トレーニングジムやチームロッカー、ミーティングルームも完備されてる所が多いという点です。2つ目は、ドイツは平均観客動員数が”世界No.1″であるという点です。J1リーグの平均観客動員数はおよそ18,000人程度と言われる中で、ドイツのブンデスリーガの平均観客動員数は40,000人を超えています。ドイツの人口が約8,000万人で日本の人口が約1億2,000万人であるにもかかわらず、なんとJリーグの2倍以上の人がブンデスリーガの試合を観戦しに来ています。私はそんな環境でサッカーをしてみたいと思い、ドイツにあるFCバサラマインツに入団する事を決断しました。

海外で様々な経験を通して成長したい

当初は、年齢的にも海外挑戦は遅過ぎるのでは無いかと迷っていましたが、周りの人達からの応援と支えがあり、ドイツでプロサッカー選手を目指す事を決意する事が出来ました。ドイツでプロサッカー選手になり、必ず沢山の人に恩返しをしたいと思います。

誰かの為に頑張りたい

小学校から今に至るまでサッカー一筋で生きてきました。そんな僕がサッカーを通して学んだ事は、「誰かの為に一緒懸命頑張る事が、実はサッカー選手としても人としても大きく成長する事が出来る。」という事です。

ドイツ6部リーグ開幕戦の様子

私が今までずっとサッカーを続けて来れたのは、私1人の力ではありません。今まで沢山の挫折をしてきました。中学生の時には、中学の勉強のレベルが物凄く高く、留年制度があり、学問とサッカーの文武両道が出来ず、サッカーを中学2年生の時に辞めざる追えない状況になり、大好きだったサッカーを辞めました。

高校3年生の時には、いつも試合に出させていただいても活躍する事、チームに貢献する事が出来ず、自分よりも毎日努力している人達が本気で応援していてくれているにも関わらず、自分は何も出来ず、何故自分が試合に出ているのか、申し訳ない気持ちで毎日眠れない日々を送ったりもしました。

大学の時には、入部当初はレベルの高さに追いつけず、最初は入部する事する許されず、ボールも触らずにひたすら毎日走らされたり、沢山の挫折を乗り越えて来ました。

それでも乗り越えられたのは、周りの人達の支えがあったからです。私は自分の事を忘れ、人の為に頑張る時が1番力を発揮できるという事を大学2年生の時に知る事が出来ました。

今までは、例えチームが負けても自分がドリブルで何人抜けたとか、ゴールを決めたとかそんな事だけにこだわっていましたが、本当に心の底からチームの為に戦いたいと思える様な人たちに出会った時に、今までにない力を試合で発揮する事が出来ました。そしてその人達のおかげで今の私がいるのです。勿論、スポーツという世界は結果が全てであり、自身の成功のために日々厳しいトレーニングをすると思うのですが、私は誰かの為に一生懸命努力したいと思っています。この「誰か」は、家族、友達や今まで支えてくれた人達が入ります。そして今は、FCバサラマインツのチームメイト、バサラマインツを応援してくれる方達の為に私が出せる100%の力で勝利に貢献したいと思っています。

肌で感じたドイツサッカーと日本サッカーの違い

7月からドイツに来て6試合ほど練習試合に出場させていただき、感じた事は、身体能力の差とサッカーの上手いという基準が違うという点です。

自分は足が早くないので、相手に先にボールに触れる事が多いと感じる事がありました。なので、身体能力の向上が必ず必要だと感じました。ただ、身体能力は直ぐに成長はしないと思うので、相手よりも頭を使ってより早い状況判断を心掛ける必要があると感じました

また、ドイツと日本のサッカーの違いとしては、”上手い”の基準が違うという点です。日本では、足元の技術が重要とされ、細かい技術を持っている人を上手い人と評価する事が多いですが、ドイツでは、細かい技術よりもより簡単に最短でゴールを目指せる選択を出来る人が上手い人という評価を受けれるという点です。

自分のプレースタイルとしては、ボールを持ってドリブルで仕掛けてチャンスメイクする選手だったので、日本にいる時は細かい技術を向上させる為の練習を沢山していました。ドイツで最初練習した時には、ボールを持ち過ぎて、ドイツ人や監督からもっと簡単にボールを離せと言われてました。最初自分はドリブルで勝負したいというプライドを捨てきれず、ずっとボールを持っていましたが、私は今ドイツでサッカーをしていて、評価基準が全く違うという事をしっかり認識し、今は常にゴールまで最短の選択が出来ているのかという点に注力しています。

日々試行錯誤しながら真摯にサッカーに取り組んでいる

今期の目標としては、FCバサラマインツの5部昇格、個人としては、10ゴール決めたいと思っています。その為に、身体能力の向上の為に森部先生のトレーニングを行い、状況判断の向上の為には、自分の試合を何回も見て、試合中にボールをもらった時に自分が味方と敵の位置を把握出来ていなかった所を何度も見返し、その分析を練習の中で意識して、状況判断のスピードを上げる事を心掛けています。

最後に、今まで私を支えてくれた人達の為に結果を出し、プロサッカー選手になって活躍する事が1番の恩返しだと思うので、私は私を応援してくれている全ての人達の為に絶対プロサッカー選手になって活躍したいと思います。

FCバサラマインツと私の応援をよろしくお願い致します。

本当にまとまりがなく、拙い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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