2022.06.25
「小さな失敗こそが成長への近道」〜ドイツ1シーズン目を振り返る 河野柊人〜
こんにちは河野です。
ドイツに来て1シーズンが終わりましたので、バサラマインツでの活動について振り返っていこうと思います。
始めに1シーズを振り返って感じたのが
1シーズンを過ごす中でコンディションを保ち続ける事が難しいということです。
今シーズンの半分を怪我で離脱していて、思うようにいかないシーズンでした。
最初の頃は、練習ぎりぎりにグランドに着いてすぐアップに入ることがほとんどで、体がしっかり準備できていない状態でいきなり動いてしまって、筋肉を痛めたり、練習中に準備不足で怪我などをしてしまうということが多々ありました。
怪我をしては選手として勿体無いし、このままでは駄目だなと思い、練習が始まる少し前にグランドに着き体を動かして筋肉を温めたり、ストレッチなどをしてしっかりと準備をするようにしました。
すると以前よりも怪我をしなくなったのもそうですが、個人的にコンディションが良くなり、練習中により良いプレーができるようになりました。
怪我をしたからと言って下を向くのではなく、自分は怪我をしたら何かを学ぶチャンスだと思うようになり、うまくいかないとシーズンでしたが色んな面で成長を感じたシーズンでした。
1番の思い出は、マインツのセカンドチームとの練習試合をしたことです。
セカンドチームと言えど、レベルの違いに驚かされました。
何もかもが自分たちより能力が高く何もできず自分の能力の低さに気づかされ、サッカーを辞めたいと思わされるほどのレベルの高さに、とても悔しい思いをした事を鮮明に覚えています。
それでも振り返った時に、あのレベルを1年目に体感できたのは大きかったと思います。今後自分が上に行くための一つの指針ができたことから、日頃の練習や試合でもより気持ちが入るようになりました。
私生活では食事、睡眠、トレーニングなどを多く学びました。
食事に関しては、体を作ることと、いかに早く疲労回復するかが自分は大事だと思っていて、なんの肉を食べた方が疲労が早く取れるのか、筋肉がつくのかなど、来たばかりの頃は全然知らなかった事をこっちきてからは一生懸命学びました。
睡眠も食事と同じぐらい大事で、遅くまで起きていると次の日に疲れが残ってしまったり、パフォーマンスが下がってしまうので、できるだけ早く寝るように日々心がけていました。
トレーニングもやるだけがトレーニングではなく、試合前日までウェイトなどを行なってしまうと、次の日に筋肉痛や疲れで思うようなプレーが出来ないこともあり、失敗して学び、どの日に何のトレーニングをしたら試合前までに完璧のパフォーマンスにもっていけるのかなどを、自分なりに考えて行ってました。
私生活に関しては、今よりもっと食事や睡眠、トレーニングの質を上げて、次のシーズンでは今より結果を出す為に、何をやらなければならないのかを考え頑張っていきたいと思います。
前半戦は怪我で思うような日々を送れませんでしたが、そこからいろんなことを学び、シーズン後半にはファーストチームのスタメンまで上り詰めることができました。
来シーズンからはその経験を活かし、シーズン通してスタメンであり続け多くの結果を残したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。