BASARA MAINZ

ドイツでプロサッカー選手になるための挑戦!!〜安宅悠〜

2021.06.10

ドイツでプロサッカー選手になるための挑戦!!〜安宅悠〜

初めまして!東京都品川区出身19歳、MFの安宅悠です。
今回は自己紹介ということで僕のサッカー人生について書いていこうと思います。
このような人生について語ることは初めてなので読みにくいとは思いますが最後まで読んで頂けると幸いです。

順風満帆な小学生時代

僕は小学校1年生の夏に、地元の小学校のチーム秋葉台scに入りました。入った理由はサッカーをしたかったわけではなく、たまたまチームが走りの練習をしているときに僕がそこを通りがかり、それをみた時に「みんなと走りたい!」と思いそのチームに入りたいと決めました。

しかし、母にはそんな理由ではダメだと反対されました。サッカーを始めてしまうと一緒にいられる時間が減るということで、寂しいというのもあったそうです。

ただ、父は僕がすごくサッカーをしたいということを知ってくれていて、母を説得してくれてたおかげで始めることができました。

父は野球、母はバスケットボールと2人とも小学生までですが、揃ってスポーツをしていました。

小学5年生の時に市選抜にも選んでいただき、すごく順風満帆なサッカー人生でした。

しかし、小学6年生の時に怪我をしてしまい6年生の市選抜からは落選してしまいました。初めての壁に当たりとても辛かったです。当時はその悔しさをバネにし、日々練習に打ち込みました。

壁に当たりとても辛かった中学時代

中学生になった僕はセレクションで合格をもらったシュートJr.ユースチームに入りました。今までとは周りの選手のレベルが違い、とてもいい環境でサッカーをさせてもらいました。

1年生の時に3年生の試合に出させてもらったのですが、ここで壁にぶち当たりました。それは身長の差です。当時の自分はとても小さく体も細かった為、3年生の体格に勝てる訳もなく徹底的に潰されて自分の見せ場を作ることができませんでした。

その頃から身長の高い人への恐怖症が生まれてしまい、試合中も緊張してしまい自分の思うようなプレーができなくなりました。

3年生になると身長の差も少しずつ埋まり、夏の試合で自分より体が大きい相手と1対1になり、臆することなくドリブルを仕掛けてそこでチャンスを作ることができた事で自信が付き、苦手が克服できた瞬間でした。

その頃に高校の進路についても考えていた中で、当時インターハイの県予選を優勝した横浜創英高校に目がいき、自分もそこに行ってさらに自分を磨きたいと思いました。

県トップレベルの高校で自分を磨く

高校には特待生で入学させてもらったこともあり、最初は試合などに出させて貰うことが多かったです。

自分は攻撃的なポジションを得意としていたのですが、1年生の途中でサイドバックでの出場が増えました。個人としては攻撃的なポジションで出場したかったのですが、監督から「複数のポジションをこなせる方がこの先絶対に役に立つから」と言われ1年生の間はサイドバックでの出場が続きました。

2年生になってからも変わらず、サイドバックでの出場が多かったのですが、時折サイドハーフでも使ってもらえることがあり、監督に言われた通り複数のポジションが出来るようになったからこその良さを感じました。

そして3年生になり、自分が得意とするサイドハーフで出場する機会がさらに増えたのですが、今度はスタメンでの出場があまりできなくなってしまいました。出れない理由としては、守備の面が足りないとのことでした。

自分としてはスタメンで試合に出るために、守備の練習に積極的に取り組みましたが、思うように結果が出せず、最後の最後まで途中出場で終わってしまいました。

ただ、高校最後の大会で、格上の相手との試合に途中から出て、自分がゴールを決めて勝った時はとても嬉しかったです。ゴール直後、チームメイトのみんなが駆け寄ってきたシーンは一生の思い出です。
高校時代も辛いことの方が多かったですが、技術面でもメンタル面でも成長することができ、さらに自分の課題なども見つかり、とても大事な3年間だったなと思います。

ドイツでプロになって家族に恩返しがしたい

さて、なぜ僕が高校卒業後にドイツへ挑戦しに来たのかというと、ドイツでプロサッカー選手になりたいと思ったからです。

なぜドイツなのか。理由は主に3つあります。

1.ドイツは日本よりもチャンスがある
2.上のレベルへ行けば、サッカーで生活できるだけのお金を稼ぐことができる
3.サッカー大国で、サポーターが熱く、スタジアムの雰囲気がすごい

1つ目は、日本の大学より海外の方が見てもらえる機会が多いと思ったからです。実際に現地にいる人や大学の人などに聞いたりしていると、やはり海外の方がチャンスはたくさんあるというのを言っていたので、自分もそこに挑戦したいと思いました。

2つ目は、ドイツでは、4部以上(チームによるが)に行けばサッカーだけで生活できるだけのお給料が貰えるいうことです。サッカーでお金を稼ぐことはもちろん容易なことではありませんが、そうなることができれば嬉しいことだと思います。またドイツでは、アマチュアレベルでも選手に給料が支払われてるケースもあると聞きました。お金が全てではありませんが、目標やモチベーションにはなりました。

3つ目は、ドイツではプロチームはもちろんですが、アマチュアのチームでも立派なスタジアムを持っているチームがたくさんあり、サポーターもたくさんいて迫力があると聞きました。やはり立派なスタジアムで、多くのサポーターの前でプレーするというのに憧れていたので、ドイツへ挑戦したいと思いました。

ドイツ挑戦1年目の目標

1試合でも多く試合に絡み、二桁得点二桁アシストを目標にしたいと思います。ドリブルで打開することが自分の長所なので、そこは更に磨きをかけていきたいです。ドイツは守備も重要視されるので、自分の課題である守備も克服したいと思います。

そしてなにより、試合中はサッカーを楽しむことも意識して、今サッカーできていることに感謝し応援してくれている家族や仲間、サポートしてくれている人達に恩返しができるように頑張りたいです。

今取り組んでいる課題

シュートの精度をあげる

得意なプレーである、サイドを突破してからのシュートまでの流れにさらに磨きをかけるために、個人でシュート練習をしています。

実際にドイツ人と練習をしてみて、ゴールへの意識シュートの質の高さを目の当たりにし、今のままではダメだと感じました。

自分のストロングポイントにしていけるよう、今後も継続して取り組みたいです。

守備の向上

高校時代から自分の苦手な部分である守備面を改善し向上させるために、ゲーム形式の練習では、ディフェンスよりなポジションにも積極的に入り、対峙した相手には「絶対負けない」という強い思いでやっています。

今後さらに技術的・戦術的な守備については、監督やチームメイトから学んでいきたいと思います。

ドイツ語の習得

自分は今全然ドイツ語が話せない状態なので、バサラの日本人選手たちに助けられてばかりですが、ドイツ人選手と少しでも早くミュニケーションが取れるようになるためにドイツ語の勉強に取り組んでいます。

語学学校の教科書に載っている単語を覚えたり、サッカー用語を覚えるようにして勉強しています。

今後は勉強した単語などを使って、自分から積極的にドイツ人選手に話しかけていけるようにしたいです。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

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