2020.10.07
試合レビュー 第5節 vs TB Jahn Zeiskam
前回は現在首位を走るTus Rüssingenに2-3と敗戦を喫してしまいましたが、90分を通して最後まで戦う姿勢を貫くことが出来たと思います。今シーズン2度目の敗戦を経て、先週はチームとして速い攻撃、特に前線の選手は裏に抜けることをテーマにトレーニングを行いました。すでに結果を知っている方もいらっしゃるかと思いますが、ホームで4得点と快勝することが出来ました。内容は後ほど詳しく振り返るとして、トレーニングで行ったことがしっかりと出せた結果の大量得点だったと思います。リーグ戦では点を取れていなかった、Wolf選手、Marzi選手もゴールを上げることが出来ましたし、これを機に自信を取り戻して欲しいと思います。
それでは、試合を振り返りましょう。
今節から守備の要であったItjehorst選手が怪我からの復帰となりました。今節もいつも通りに3-4-3でスタート、試合開始からバサラがボールを持つ展開が続きます。ですがこれといって決定的なチャンスを作れることもなく、逆に相手のセットプレー、カウンターからチャンスを作られてしまいますが、ここはGKのMüller選手のファインセーブによって救われます。それでも前半31分、ショートカウンター気味の攻撃からWolf選手の得点で先制。1点リードで前半を終えます。ですが前半の内容は満足できるものではありませんでした。選手全員の球離れが遅く、奪われるシーンも目立ちましたし、奪われた後の対応、セカンドボールへの反応も遅く、戦えていなかったという印象です。その点はハーフタイムでも山下監督から選手全員に伝えられました。また先週トレーニングした内容、前線の選手が自分から動き出してボールを引き出して欲しいということも言われていました。
そして後半、試合の流れとしては変わらず自分たちがボールを持つ展開が続きます。開始直後、コーナーキックからのこぼれ球を再びWolf選手がこの日2点目を決めリードを2点差に広げると、その7分後には練習通りの素晴らしい動き出しからMarzi選手がゴール。彼はプレシーズンの時からチャンスはあるもののなかなか点を奪うことが出来ない状況が続いていたので、これを機に今後得点を量産してもらいたいです。その後も勢いに乗るチームは幾度となくチャンスを作り出します。また途中から出てきた選手も素晴らしい動きを見せ、チーム全体としてレベルアップが出来ていることを実感できました。終了間際のロスタイムにはWolf選手のダメ押しゴールで4-0に。守備陣も安定した働きで無失点と、結果・内容ともに快勝することが出来ました。
次節はアウェーでASV Fußgönheimとの1戦になります。この流れを切らさずに、満足することなく準備していきたいと思います。