BASARA MAINZ

試合レビュー vs TSG Hechtsheim

2020.09.01

試合レビュー vs TSG Hechtsheim

お知らせするのが遅くなってしまいましたが、リーグ戦より一足早くカップ戦がスタートしました。コロナの影響もあり、先週の中頃に対戦相手が決まるというバタバタした状況ではありましたが、いよいよ今シーズンがスタートです。
バサラマインツは6部リーグに所属しているので3回戦からの出場となります。昨シーズンは同じ6部リーグのTuS Marienbornと対戦し1戦目で負けてしまったので、今シーズンは一つでも上に行けるように頑張っていきたいと思います。

対戦したのはTSG Hechtsheim(ヘヒツハイム)。8部リーグに所属していますが、このプレシーズンでは格上の相手を倒しており油断できない相手です。
試合は予想通りバサラマインツがボールを持つ展開で進んでいきます。開始早々にこの日前線で出場したAlparen選手、先日のテストマッチで2得点のKaul選手に決定的なチャンスが訪れますが、決め切ることができません。対するヘヒツハイムは若い選手が多く、アグレッシブに前からボールを奪いにきます。するとだんだんボールが前に入れられなくなってきて、ロングボール主体の攻撃になると、そこから歯車が狂い始めます。その後はカウンターからいくつかチャンスも作られましたが、そのまま前半が終了。チャンスがあるのに久しぶりの公式戦に加え、なかなか点を決められないもどかしい状況に選手が我慢できなかったことが前半の大きな問題だったかなと今振り返ると思います。相手は前から奪いにはきていましたが全体としての連動はできておらず、ゆっくりと自分たちのペースで回せば上手くいく部分でも、焦りから前へ難しいボールを選択してしまっていました。我慢すること、プレーを止めることが大事だと気付かされた前半でした。後半、守備の要Itjeshorst選手が怪我で交代しボランチで出ていた自分がセンターバックへ、交代で入ったHaris選手をワンタップに置いた形でスタートします。ハーフタイムの山下監督からの指示であった、我慢すること、サイドを有効活用すること、この2つのポイントからだんだんとチャンスの数が増えていきます。ですがなかなかゴールを割ることができません。ラストパス、クロスやスルーパスなどの精度が低く、その点もまた今シーズンの課題だと感じました。結果的にはBeslic選手の個人技からのミドルシュートで先制し、その一点を守り切っての勝利となりました。とりあえずば今シーズン公式戦初勝利。内容はどうであれ勝てたことそのものが収穫だったと思います。

そして今週はいよいよリーグ戦の開幕です。今までの状況とは違い日本人が少ない中での戦いとなりますが、チーム一丸となって勝ち点を取りに行きたいと思います。応援よろしくお願いします!!

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