2020.08.17
試合レビュー vs Türk Gücü Friedberg
今日は先週の土曜日に行われたTürk Gücü Friedberg戦についてのレビューを皆さんにお届けできればと思います。
今現在もスタッフの問題があり、写真、動画をお届けできない条件ではありますが、少しでもこのレビューを読んで楽しんで頂けたらなと思います。
既に結果を見た方はご存知かとは思いますが、1つ上のカテゴリーのチーム相手に2-5で敗れました。ですが実際の内容は結果以上の差があったように感じます。
お互いのフォーメーションは、バサラいつも通りの3-4-3、対してFreidbergは4-3-3でのスタート。
バサラはスリートップをガラッと変えて真ん中にBasel選手。左右には19歳のAhmet選手とテスト参加中のFrederick選手が入りました。バサラでの試合経験もなく、また若さもあってか前線からの守備が全くうまくいきません。また相手のスリートップ+トップ下の選手の自由な動きにバサラのディフェンダー陣も上手く対応できず、嫌な時間が続きます。その雰囲気を脱することができないまま、前半終了間際にビルドアップのボールを低い位置で奪われるとそのままショートカウンターを喰らい、失点。前半が終了します。
ハーフタイムには山下監督から厳しい檄が飛びました。「前半は何もなかったぞ。やりたいことも積み上げてきたものも何もなかった」
流れを変えようと選手間でも十分に話し合いをして挑んだ後半でしたが、スタートからFreidbergがペースを掴みます。そのまま48分には昨シーズンまでバサラでプレーしていた福原選手にゴールを決められてしまいます。その後も攻められ続けますが、お互いに疲れが見え始め、中盤でのプレスがかからなくなると、そこから裏へのロングボール1本に抜け出した若いFrederick選手がゴール。
ここから反撃かと思えましたが、1分後に再び失点。この失点で集中力を失ったのかまたその1分後に失点。
この時間帯になると奪ったボールもすぐ奪われてしまい、また前線からのプレスも上手くいかないのでピッチ内でもバラバラになってしまっている感じがしました。負けているんだから前から追いたい選手。疲れもあり、またうまくもいかないので引きたい選手。こういった状況、時間帯の中でもチームとしてまとまりプレーすることができないと厳しいということを感じさせられました。
西田選手のバサラ初ゴールでもう一点追加することには成功しますが、時既に遅し。課題が多く残る敗戦となりました。
リーグ戦初戦まで残り3週。前を向いて1歩ずつ進んでいきたいと思います。